レッドロビンの生垣のメリットとデメリット

生垣

レッドロビンは常緑樹で、その名の通りに新芽が赤い葉を付ける事があると共に、緑の葉を付けている際も色鮮やかな為に鑑賞には向いた樹木です。そして、花は5月から6月にかけて開花しますが、実は成り難いので落下して周辺を汚したりしません。

 

成長が早くある程度の長さまで生え揃い易いので、高さが調整しやすいので剪定もらくなため、生垣に適した樹木として人気があるようです。そんなレッドロビンのメリットとデメリットについて説明したいと思います。

レッドロビンの生垣のメリット

レッドロビンはその色鮮やかさで、見映えする生垣となる事がメリットとなります。越冬が可能ですし、極端な日照りが続いたりしない限りは水やりも基本的に要しないので、普段は手間要らずで長くその役割を果たしてくれます。且つ成長の早さから、1から生垣を作る場合にも早く生垣としての役割を果たすので向いています。

 

更に実を付け難い事に加え、虫がそもそも付き難いので、周辺に迷惑をかけるような事もありません。庭木に関する初心者であっても、充分に育て易い植物としての魅力があります。

レッドロビンの生垣のデメリット

但し一方で、デメリットが無い訳でもありません。まず成長が早い故に手入れをしないと伸び放題になってしまうので、剪定に関しては比較的短期の間隔で必要となります。

 

ある程度長い生垣を構築するような場合にはかなりの手間となる可能性がありますが、ある程度安定した高さになってからでも年2回程度の刈り込みは必要となって来ます。

 

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また同様に成長の早さから、支柱による人為的な支えが無いと傾いてしまって役割を果たせない事が多くあります。従って、植込み時には支柱の設置を含めてしっかりとした準備が必要となります。

 

更に虫には強いものの、細菌類には感染して病気の要因になり易いものがあります。葉に斑点状の病変が見られる事が多いですが、発症した場合には除去や消毒が必須となります。

 

枝や幹が折れ易くなったりするので枯死してしまう事もあり、この場合には出来た隙間を埋め合わせる必要があります。

 

ところがレッドロビンは移植した場合に根付きが良くないという性質があり、残った木を活用しての対応が困難です。従って、新たな苗木を用意した上でケアをして行く必要が生じるというデメリットがあります。

レッドロビンの生垣のメリット・デメリットのまとめ

ですが正常な状態であれば枝・幹は柔軟性を持った上で固く、葉は密になって年中生い茂るという性質があります。

 

前述の色合いの変化とも合わさって、やはり生垣には向いた樹木であると言えます。手間はかかりますが、丁寧且つ適宜手入れを行ってデメリットを克服しつつ、上手くその風合いを活かして行きたいものです。