夏に悩ませられるものの中に、暑さと並んで抜いても抜いても生えてくる雑草がありませんか。私の家はスペースの関係で雑草はそれ程生えてきませんが、比較的広い庭を持つ方はその対策に悩まれている方も少なくないと思います。
雑草対策としてどの様な事をされていますか。砂利を敷かれる方、防草シートを敷く方等様々な方法を試されているかと思います。
固まる土というなんだか魔法みたいな土の特徴
そして簡単に出来る方法として、ホームセンター等に行かれてみると、実は固まる土というなんだか魔法の様な商品を使ってみるのはいかがでしょうか。
固まる土とは、土にセメント等を混ぜ込み固める事によって、雑草を生えてこない様にする土の事です。固まる土を敷いた上に水をかけるだけで、土の自然な質感を出しながらも雑草対策になるという事で人気が出てきました。
こちらの商品は、配合されている成分やその割合、そして完成強度等によって多様な種類があります。1平方キロメートルを敷く為に、当該商品を約2~4袋と土台作りの用具があれば、専門家に依頼しなくても個人で施工出来る事が特徴として挙げられます。
固まる土の施工方法は
準備するものとして固まる土を必要面積分と強度対策としての砕石等、立鎌、草取り、シャベル、コテ、タンパ―等の用具があります。
手順としては、雑草をシャベルや草取り等を用いて除去し、取り除いた土壌を立鎌等を使って表面を平らにします。
必要分の土をならした土地に敷いていきます。地盤に強度を持たせる場合は、少し土を掘ってから砕石を入れて、しっかりと叩きながら固め、その後固まる土を敷く様にします。
敷いた土は、シャベルやコテを使って均一な厚みになる様に広げていき、平らにならしていき、その後散水ノズルを付けたホースやジョーロ等で全体的に表面がしっとりと濡れる程度に散水をします。
1時間程放置した後に全体的に下迄浸透する様にしっかりと散水を行います。散水したら、24時間程養生させて完成です。
固まる土の施工費用と寿命
費用は商品1袋あたり500円程度で購入出来、道具も一般家庭にある用具で出来るので、用具等を幾つか購入しても、多くて1万円程度で出来ます。
専門家に依頼すると、1平方メートルあたりで7000円位かかる事を考えると安く済ませる事が出来ます。メリットとしては、日光の照り返しが少なく、ある程度保水性・透水性がある為水たまりが出来にくい事が挙げられます。
表面を掃除する場合も、砂利の様に隙間に枯れ葉やゴミが入り込まないので作業がしやすいと言えるでしょう。
寿命としては、5年~10年程度と言われており、その後はボロボロと表面が剥がれてきたり、降雨によって削り取られたりしてしまいます。