ツツジとはツツジ科の植物のことをいいます。おおむね常緑もしくは落葉性の低木から高木で、葉は常緑または落葉性で4〜5月の春先にかけて花を咲かせます。
自生している以外にも。園芸用として後輩によって多くの種類があるのが特徴的な植物です。
分類法も植物学的なもの以外にも、園芸的なもので分けられることもあります。
園芸種は栽培が簡単であることから庭に植えたり、鉢植えで育てたりすることができ、幅広く植えられています。現在は2000種以上あるといわれています。
キリシマツツジ
主な種類としては、キリシマはヤマツツジが原産で、枝先に2〜3輪花をつけます。色は紅色または白色をしており、生垣や庭木として植えられます。
クルメツツジ
クルメはキリシマとサタの交配種で、色彩の派手な品種と言えます。色は白や淡桃、桃色、赤色、濃赤、赤紫と豊富で色鮮やかです。日本で品種改良されているもの中でも品種が多く、手間が少ないことや小型なことから庭植えだけではなく、鉢植えやプランターで育てることができます。
ヒラドツツジ
ヒラドは、ケラマを母体にしてモチやキシ、リュウキュウなどの種類が自然交配してできた品種です。大型で花が大きく、白色、桃色、赤色、赤紫の色があり、色の濃淡は様々なものがあります。多花性で大きな花がつくため満開の時には見応えがあります。鉢植えでも育てることができますが、丈夫で枝の伸びが良いため大きめの鉢か庭に1m程度のスペースを用意することがオススメです。
リュウキュウツツジ
リュウキュウはキシとモチの交配種になります。色は白く一重咲きで、耐寒力があります。春について秋に落ちる葉と夏から秋につけてついて越冬する葉を持ちます。
アザレアツツジ
アザレアはタイワンヤマツツジを母体に品種改良された鉢用の品種です。大輪八重咲きの豪華な花を咲かせるのが特徴で、色は白色や赤色以外にも、ピンクやオレンジ、紫色など様々なものがあります。初心者でも育てやすいですが、耐寒性が低いため冬には凍らない場所で管理する必要があります。
エクスバリーツツジ
エクスバリー・アザレアは日本産のレンゲと中国産のシナレンゲなどの交配種です。レンゲツツジに良くており、対暑性が弱く耐寒性は非常に強いという特徴があります。色は白色や桃色、赤色の定番色から比較的珍しい黄色や橙色、樺色などの花色を持っていいます。
大きなものから小さなものまであり庭の大きさによって選ぶことができます。花色も様々なものがありますが、住んでいるところの気候に合った種類のものを選ぶことが大切です。