シャラの木はツバキ科の耐寒性落葉高木です。
ツバキ科の木は常緑樹が多いのですが、この木は落葉樹と言うのが大きな特徴です。
夏に花を咲かせ、木の高さが10mから20m程度に成長させる事が出来る為、一般家庭ではシンボルツリーとして利用する人もいます。
シャラの木はデリケートな木気を付ける点は
ただ植える場所に気を付けなければいけないデリケートな木です。
また、成長してからの移植を嫌う為、最初から植える場所を固定しておく方が木を傷めずに済みます。
光や熱の影響を受けてしまう事も多く、実際に植える時は半日陰で風通しの良い場所を選びます。
西日が当たる場所は避け、根元の乾燥等も防ぐ必要があり、他の背の低い木を根元に植えるか、リュウノヒゲ等を植えて乾燥を防ぎます。そうする事で、木や葉が枯れる現象が抑えられます。
シャラの木根元の乾燥や暑さには気を付けて
特に根元付近の乾燥が良くない為、根元付近は日陰になる場所に植えます。成長する前の状態の場合は、西日が当たりにくい乾燥しにくい場所に移植する、成長している場合は根元付近に背の低い木を植え、さらに適宜水やりを続けて乾燥を防ぐ事が対処方法です。
また、高温の場合も葉が枯れる可能性があります。シャラの木は耐寒性落葉樹の為、寒さにはある程度強い木ですが、暑さには影響を受けてしまう事があります。
適宜水分を補って光を当たりにくくする事が必要です。高い温度になると乾燥が進むだけでなく、木が衰弱してしまうのが原因です。この場合はなるべく強い光を当てないようにする事と、風通しを良くする事が対策です。
シャラの木水の与えすぎには注意
ただ、乾燥を嫌う木なので水を沢山与える事は重要ですが、与えすぎてしまうのは根腐れの原因となる事があります。
春の終わりごろから夏場にかけては気温も高くなる為に沢山の水分が必要となりますが、夏も過ぎて秋から冬にかけては水分が夏程必要なくなります。
その時に枯れてきたからと言って沢山水を与えてしまうと、過剰に与えている事になり根腐れに繋がります。土の様子を良く見て、朝水やりをする時は夕方頃には土が乾く程度にします。
また夏場は気温を良くチェックして必要ならば毎日水を与えますが、冬場は1週間に1回程度の水やりでも充分水は足りています。
沢山水を与える様にしなければいけない植物だという事から与えすぎてしまうと根腐れを起こす可能性があります。
ただ初めて植えた年はまだ根が定着していない為、2年目よりも多く水を与えた方が良い事も有るので、どれくらい水を与えるかは土の様子とシャラの木自体の様子を見て調整します。