シランの育て方増えすぎたシランの花後の手入れ

球根・宿根・多年草

シランは花の中では比較的簡単に育成できる花です。なのでいくつかの育て方ポイントに注意して育成できれば綺麗な花を見ることができます。

日当たりの良い場所に植える

育てる際の基本的なポイントとしては日当たりが良い場所で植えることです。日が当たることで育つ花なのでできる限り、多くの日が当たる場所で育てましょう。日当たりが悪いと花の付き具合が悪くなります。

種まきをする時期

種まきをする時期ですが、9月から11月がベストです。ラン科の植物である為、菌によるサポートが何より重要です。なので菌を多く持つ親株の株元付近に種まきをしましょう。順調に行けば3年以内に花を咲かせます。

苗植えの時期

苗植えの時期は4月から6月と9月から10月にやりましょう。鉢のサイズは苗よりも大きいのを選ぶのがポイントです。地植えをする場合は日当たりが当たる場所に植えてください。植える深さとしてはバルブの頭が隠れるぐらいです。

花を育てるための用土

花を育てる上で土は重要です。有機質が多く含まれている土が育てる際には最適です。鉢植えの場合は赤玉土を6割、腐葉土4割の割合でブレンドした土を用いるのがおすすめです。地植えの場合は植え穴を掘った際の土に2割から3割ほど腐葉土を混ぜてください。

 

水やりは乾燥に強いこともあり、地植えの場合は水やりを行う必要はありません。ただ鉢植えの場合は土の表面が乾燥してきたら、水を多めにやってください。

肥料は緩効性化成肥料

植えつけるときに肥料を与える際は緩効性化成肥料を土の中に混ぜていおいてください。その後、4月から6月と9月から10月にも緩効性化成肥料を与えてください。

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シランの植替えと株分け

シランは案外根が伸びるのが早い花です。鉢植えの場合は1年から2年に1回は、今より一回り大きな鉢に植え変えます。

 

地植えは鉢植えよりも長く3年から5年の周期で1回植え替えます。そうすると生育が順調に進んでくれます。時期は4月から6月か9月から10月に行ってください。

 

株分けをする際は10月が時期的にベストです。ただしあまり分けすぎると次の年に花が咲かなくなります。

シランの害虫

シランには害虫であるアブラムシが多く寄生します。寄生されると栄養を吸い取られ弱ります。大量発生した場合、枯れる恐れもあります。なので発見した場合は迅速に薬剤を撒いて駆除をしましょう。

シランの花後の手入れ

シランの花後は大きな葉が残ります。このとき手入れで注意したのが花茎は切ってもいいですが、葉は光合成に必要な為、葉を切るのは止めておきましょう。季節が秋になると葉が枯れ始めるのでそうなった場合は葉を取り除いても良いです。