シマトネリコが枯れる原因なにが考えられる

シマトネリコ

シマトネリコは丈夫で育てやすいという特徴を持つことから、たくさんの方によって育てられています。ただ、季節ごとに複雑な気候になることもある日本では枯れてしまうケースもあります。

 

その原因をしっかりと把握することで今後の生育に活かすことができます。しかし、シマトネリコは枯れているように見えても枯れていないことがあります。

シマネトリコの様子を日ごろから観察する

南国生まれであること植物は冬になるとどんどんと葉を落とします。場合によっては葉がほとんど無くなることもあります。

 

ところが、これは枯れているのではなく、冬の姿になっているだけです。

 

これまで通り世話をすれば春や夏には再び立派な葉をつけます。その他にも葉のつけ代わる時期など葉を落とすことがあります。その葉の落ちていく様子を見て枯れたと勘違いする方も珍しくありません。

 

とはいうものの、実際に枯れてしまうこともあります。

シマネトリコが枯れる原因 病害虫

その主な要因としては病気や害虫が挙げられます。病気になってしまった葉は形が変わり、色も白っぽくなります。それを早く見つけることが出来れば十分に対処できます。

 

葉が病気になってしまった時にはその患部を取り除いて、市販の消毒薬をつけます。早い段階で処置を行えば可能性が高いです。

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害虫の場合は葉の一部が不自然に欠けてしまっていたり、黒い斑点が見えたりするので見つけるのは比較的簡単です。その際の消毒は木全体に行う必要があります。

 

しかし、いくら消毒をしていても虫が木に住みついていれば、なかなか効果が上がりません。そこで虫そのものを見つけて捕殺することが必要となります。

シマネトリコが枯れる原因 湿気はよくない

病気にしても、害虫にしてもその主な原因は湿気と言われています。特に梅雨の時期は水のやりすぎに注意しておきましょう。風通しをよくして、病害虫を防ぐためにも剪定作業は必要になってきます。

 

また、日照時間が短い場所に植えていると、水分がなかなか蒸発せずに害虫の温床が出来てしまうことがあります。可能な限り日照時間が長い場所に植えることが重要となります。

シマネトリコが枯れる原因 剪定する時期・仕方

剪定の仕方も枯れる原因に繋がることがあります。栄養を作るための葉を切り落としてしまうと、栄養不足に陥ることもあります。

 

切りすぎたシマトネリコは限られた栄養で大きさを調整しようとしますが、その結果枯れることに繋がってしまいます。他にも土壌や肥料などが枯れる原因ともなります。

 

初めてシマトネリコを育てる際には事前に情報をチェックしておく必要があります。特に場所による日照時間の差などは植えてからではどうしようもなくなるため、特に慎重に行う必要があります。