芝生を管理していく中で目土入れをしていかなければなりません。
何故しないといけないかと言いますと単純に言えば芝生を元気にするためであり、具体的に言えば密集した細かい葉を形成させ、萌芽を促す役目があるからです。
その他にも芝生の凸凹を平らにして芝刈りがしやすい状態にするなど管理をしやすくするためにも使われています。そんな目土入れになりますが、いつの時期やどんな種類を使えば良いのでしょうか。
芝生の目土の土はどんな種類
まず種類になりますが、排水性を考えなければならないので雑草の混じっていない川砂や山砂や除塩海砂等を使う事になります。これらの砂は園芸店やホームセンターで購入する事が可能となりまして、利用しやすさがあります。
中には、肥料なども入っているものもありますが、定期的に肥料を施しているのであればそれは必要ないかと思います。
芝生の目土の時期
次に目土入れを行なう時期と頻度になりますが、どのように芝生を管理運営しているかによって違ってきます。
一般家庭で芝生の管理をしている場合だと頻繁に行なうものではなく数年単位で考えていても大丈夫であり、部分的に状態が悪い時に修復する時や凹みず発生している時やエアレーションを行なった後に行なうというのが一般的になります。
しかし競技場などの常に綺麗にしなければならない場所の場合は時期に関係なく適切に行なっていく事になります。
あえてどの時期に行なわれる事が多いかと言いますと芝の種類によりますが日本芝の場合は3月から4月の春先になりまして、芝が青くなるまでの時期に行なって行きます。
西洋芝を使われている場合は9月から10月頃に行なうのがよく肥料とセットにして行なうと良いでしょう。
芝生の目土は計画的に行なう
目土入れは芝の状態を良くするために行なうものになりますが、行ない過ぎると地面の高さが上がってしまうので計画性をもつ事が大事です。
何も考えずに行なってしまいますと行なう度に土を掛けて地面が高くなっていき、元の状態に戻す場合は芝の張り替えという事になるので大規模な作業となってしまいます。
いつ目土をして、どれくらいしたら芝の張り替えを行なうのかといった計画性があった方が管理していきやすくなります。
芝生の目土の方法は
また方法としましては、そのまま土を芝にかけるのではなく事前に除草やゴミを取り除いた上で行ないます。
芝の色が薄いぐらいの土色になる程度ふりかけて、ムラが発生しないように軽く馴染ませてあげると良いかもしれません。土の中に火利用を混ぜてあげると肥料あげも同時に行なえて便利になりまして、その後は散水をしっかりと行なって芝のメンテナンスは終了します。