庭に芝生が広がっているのはすがすがしいだけでなく、コンクリートやアスファルトよりも地温が低くなるので暑さ対策も期待できます。そのような芝生の庭を手に入れるには具体的にどのようにすればよいのか見ていきます。
芝生はどこで購入するの季節はいつがいいの
まず、芝の購入ですが、一番手軽なのはホームセンターのグリーンコーナーで手に入れることです。ここで注意したいのは、いつでも売っているとは限らないという点です。
芝生は春と秋に植えると育ちやすいので、購入する人が極端に増えます。したがって、春と秋に決まった量しか入荷しない場合があります。
芝生は1㎡単位で販売している
販売形態は四角いマット状になったものが10枚でワンセットになったものが一般的です。というのも、ワンセットで1㎡の面積をカバーできるからです。
※芝生は10枚セット1㎡ということで販売していますが、実際には、ベタ張りで張ると0.9㎡位しかないので不足します。目地張りで張るとちょうど1㎡で張れます。
お庭の広さを事前におおよそ計算して、広さに合うように購入しましょう。通販などではワンセット600円前後から、ホームセンターなど店頭では400円前後が多いようです。
新芽が出る前の状態では枯れているように見えますが、植え付け後新芽を伸ばしてくるので大丈夫です。
芝生の値段以外にかかるものは
芝生の値段以外にかかるのが、芝生の目土の値段です。また、下地が悪いようであれば土壌改良剤を入れ表土と混合する必要があります。
表土はとても重要なので、よく整地をしてから芝生を張るようにします。
芝生の張り方について
一般的な張り方目地張り
芝生のマットとマットの間は2~3センチなら離して植えても根が伸びれば間は詰まってきますから、その隙間にも目土を入れて埋めていく必要があります。
このような張り方を目地張りをいい、最も一般的です。目土も広さによって量が違いますが、20リットルで500円くらいから、肥料入りならもう少し高い値段になるようです。
マットの敷き方によっても、使う量が異なってきます。はじめから隙間なく貼る場合にはたくさん使用するため、値段も高くなります。
市松張り・べた張りもある
ただ、芝は成長するのでそれを見越して市松模様にはったり、筋状にはったりしてわざと間を開けておく方法もあります。
また、べた張りの時にも格子状に並べるよりも、半分ずつずらして角と角が合わさらないように張るのがコツです。芝がない部分にどうしても水が流れていき、その部分がいつまでたっても不自然な継ぎ目となってしまいます。
初めてお庭に芝を引く場合は加減が分かりにくいので、ホームセンターなどの小売店で様子を見ながら買い足すとよいでしょう。