青々とした庭にしたい場合は、芝生にすると見た目も良くなります。ただ残念ながら芝生にしていたとしてもそこから草が生えてしまう事になる為、草取り等は必要不可欠です。
草取り自体はとても大変で、広くなればなるほど大きな負担ともなりかねません。手軽に草を取り除くという点から行くと、除草剤はとても便利おすすめです。
一般的にお庭の芝生は高麗芝が多いのではないでしょうか。その場合、乾燥にも強いという特徴があります。
芝の間には様々な草が生えてきますが、一般的に芝の中に多い雑草は広葉雑草のカタバミ・クローバーやイネ科のメヒシバ・スズメノカタピラが多のではないのでしょうか。では、このような芝の中の雑草を枯らす除草剤は何を使えばいいのでしょうか。
選択制除草剤と非選択性除草剤必ず選択制除草剤を使う
まず一つは、選択制除草剤を選ぶという事です。除草剤には、選択性の物と非選択性の物が有りますが、非選択性の方を選んでしまうと雑草以外にもからしてしまうので良くありません。
必ず作物に影響を与えないようにしてある選択制の物を選びましょう。ホームセンターなどに行くと芝生専用の除草剤が販売していますので必ず芝生用の除草剤を使いましょう。
ただ芝生に使用する場合は通常の除草剤では利用できないので注意が必要です。では、どういった物を利用すると良いでしょうか。
芝の中に雑草が生えてる、生えてないで使う除草剤が違う
芝の除草剤には草葉処理剤、土壌処理剤の両方タイプがあります。草葉除草剤は、雑草が生えている状態で茎や葉に薬剤がかかるとそこから枯れていくという除草剤です。
土壌処理剤は、雑草の発芽時期に土壌の表面に薬を効かせて雑草を枯らしたり、抑制させる除草剤になります。
芝生の草葉処理剤
シバゲン・ MCPP液剤・ アージラン液剤・ザイトロン・ハーレイDF
芝生の土壌処理剤
シバゲン・ウェイアップフロアブル・シマジンフロアブル・レンザー水和剤
芝生に使用する除草剤イネ科の雑草と広葉の雑草では違う
芝生は雑草の種類によっても使い分けが必要にります。大きく分けて、葉の狭いイネ科の雑草、葉の広い広葉の雑草がありこの種類の雑草を見分けて除草剤を散布すると芝生の除草剤はとても効果があります。
この、イネ科用の除草剤と広葉用の除草剤は混ぜて使用しても大丈夫なので、ご自宅の庭に生えている雑草とよくにらめっこして、散布するようにしましょう。
※上記で混ぜて使用しても大丈夫と書いていますが、よく確認して使用してください。適合しないものもありますからね。
芝用のおすすめの除草剤
イネ科用の除草剤
シバゲン・アージラン・ハーレイ
広葉用の除草剤
シバゲン・MCPP・ザイトロン
芝の除草剤散布で注意すること
なかなか雑草が生えにくい環境にする事、それによってより美しい状態をキープできるようになるからです。ただ生えている草の種類によっても合う合わないという物が有るので、実際には何が生えているかを把握する事、またどの種類の雑草が最も多いかと言う事を把握する事も必要となります。
まずは最も多い種類の物に合わせる事、それも必要です。もう一つ除草剤を上手に利用するという点からも知っておくと良いのが、高温時の利用には気を付けるという事です。
一般的に薬品等には効果が最も出てくる温度と言うのが有り、雑草対策と言う点から行くと高温の時の方が良いという事も少なくありません。
しかしこの場合は確かに雑草対策としては最も魅力的な時期になりますが、芝生にも大きな影響を与えてしまう事になる為、その他の時期の場合はそれ程影響がなかった製品であっても、暑い時期に利用してしまうと芝生に対して影響を及ぼしてしまう可能性も出てくるため注意が必要です。
反対に気温が低いとどうしても効きが悪くなってしまうので、その点も知っておかなければいけません。
上手に除草剤を利用して雑草のみを駆除しようと思った場合は、雑草の種類に合っているお勧めの製品を利用する事は勿論の事、温度に合わせて薬剤の濃度を変える事も必要です。
最後に、薬剤の希釈倍率は必ずまもりましょう。濃くすれば、よく効くと思って散布すると芝は黄色なります。