芝生の肥料の液体ってムラにならない

芝生の手入れ

固形肥料の場合ムラにならない工夫が必要

芝生を成長させる為には肥料を与えて栄養補給を適宜行います。利用する場合は固形の物と液体の物が有りますが、固形の場合、一か所に多く撒きすぎてしまったりする事もあります。

まずは庭の広さを確認し、さらに肥料を撒く量を計算し、必要な量を用意して庭に巻きます。

 

手でまくとムラになってしまう事もあるので、広範囲で撒く場合は散布機を利用するとムラにならずにまきやすくなります。

 

あとは肥料やけを防ぐ為に水をしっかりと与え、肥料を溶かして芝生が吸収しやすくします。

液体の肥料はムラになりにくい傾向

その反面、液体の場合は固形の様に一か所に撒いてしまうと言う事も少なく、ムラになりにくい傾向です。まずはジョウロ等の中で肥料を水で希釈し、後はその溶液を撒く形です。

 

この方法の場合は濃度が濃い物を一気に撒くわけではない為、固形に比べるとムラになりにくく、手作業で行ったとしても均一にしやすい傾向です。

肥料ムラによる弊害

ムラが出来てしまう事による弊害の一つは、芝生の成長が部分によって変わってしまう事です。

 

沢山栄養を与えるとより成長しやすくなり、さらに栄養が少ないとどうしても成長が鈍くなりがちになってしまうので、均一な状態での芝生の成長が期待し辛くなってしまいます。

 

長さが違うだけでなく、部分によって色の濃さが変わってしまう為、出来るだけムラは防ぎます。

液体だから必ずしもムラが出来ないわけではない

ただ、液体だからと言って必ずしもムラが出来ないとは限りません。

 

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実際には水で希釈した物を利用していますが、同じ部分ばかりに溶液を掛けてしまうとどうしてもその部分だけが栄養過剰な状態になってしまうからです。

 

その為、出来るだけムラにならないようにする為には、一定のスピードで歩いて溶液を芝生に掛ける等の工夫が必要です。

 

そうすれば部分的に濃い・薄いができにくくなります。

液体肥料はメリットだけではない

また、液体の場合は固形と比べると即効性が期待できると言うメリットがありますが、実際には雨等によってその成分が溶け出してしまうと言う点も否めません。

 

その為、出来るだけ栄養状態を維持したいと言う時は、雨が降り続いた後はまた散布するようにすると言う事を繰り返します。

 

固形と併用すると言う形も可能です。

 

液体だけを利用すると言う時は実際にはどれ位生育しているかという状況を良くチェックし、その結果必要に応じて散布を行います。

 

目安としては2週間に1回程度行う様にし、さらに水を多めに与えるようにする事によってムラを防ぐだけでなく、栄養をより吸収させやすくなると言うメリットもあります。