芝の種類は各芝の特徴やポイントは

芝生の手入れ

自分の家を購入した時などに庭一面に芝を植えるのを夢見ている人も多いと思います。一言で芝と言っても、多くの種類がありますし、芝によって特徴も様々になるので、環境や好みに合わせた選び方をする必要があります。

 

一般的に日本の物と西洋の物に分類をした時に、日本の物は夏の暑さに強いと言われ、西洋の物は冬の寒さに強いと言われていました。現在は、色々な品種改良が行われた結果、西洋でも暑さに強いタイプもあるので、自分の好みで選択をする事が基本となります。

日本の芝の種類や特徴

日本の芝の種類や特徴は、夏は青々と元気になっていますが、冬場は枯れて茶色になってしまいます。だからといって、冬場になって枯れたとしても、春になればまた新しく生えてきますので、特に心配はいりません。

 

日本産の種類には、野をはじめ、高麗や姫高麗といった種類がありイメージ的には、野はゴルフ場のラフ、高麗はゴルフ場のグリーンといった感じになります。姫高麗は、もっと細かい品種で、仕上がりは美しくなると言われていますが、管理が難しいので、高麗タイプの物が最も利用されているといえます。

西洋の芝の種類や特徴

西洋の種類は、冬に強い品種が多いので、冬場でも緑色になっていることも多くありますので、見た目は美しくなっているので、人気も高くなっていますが、その分管理が難しいので初心者向きの品種とは言いにくいのが本音です。

 

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西洋芝の特徴は、夏場にも強いとされているタイプがいくつかありますし、冬場に強いタイプは、ゴルフ場のグリーンで頻繁に利用されているベント類で、ゴルフ場でも利用をされているタイプになります。

 

しかしながら、ベント類は寒さに強い反面、害虫には弱い性質なので、あまり庭に利用をするのには向いているとはいえません。

どのタイプの芝がいいの

最終的にどのようなタイプの芝を選択すればいいのかというと、第一に自分の好みも大切ですが、管理のしやすいタイプで地域性にあった物を選ぶ必要があります。

 

気候による寒暖の変化の多い地域と1年を通じて涼しい地域では向いているタイプが異なりますし、水やりや刈込といった、メンテナンスの面でも違いがあります。

 

更に、耐久性という意味では、虫に対する強弱だけでなく、人の足で踏まれた時の耐性なども個々に大きく特徴があるので、購入の際にはホームセンターなどの詳しい人に相談をしながら品種を決めていくと、間違った品種を購入して後悔をしなくてすむと思いますし、同時に育て方のアドバイスなども教えてもらうと先々の管理がとても楽になるといえます。