サザンカや椿などの生垣を綺麗な状態に保つのは、なかなか難しいです。すぐに枝が伸びてきて、形が崩れたりします。
サザンカや椿の生垣を本当に綺麗に保つには、少なくとも年に二回くらいは剪定をしましょう。プロに頼んでもいいですが、自分でやる方も少なくありませんね。
剪定には刈込みバサミとヘッジトリマーを使うようにしましょう。ヘッジトリマーは、刈込みバサミよりも効率良く剪定することができます。
サザンカの形を綺麗に、花なども楽しめるような状態に保ちたいのであれば、刈込みバサミで丁寧に剪定をする必要がありますが、生垣のように細かな形を気にしない場合には、ヘッジトリマーを使うのも良いでしょう。
しかし、ヘッジトリマーは、使い慣れないと、刈込み過ぎたりする場合があります。そういった時には、刈込みバサミを使って綺麗に仕上げをしましょう。
サザンカ生垣の剪定時期はいつがいい
サザンカは放って置いても樹形がある程度まとまるようになっていますが、新しく伸びた枝の先に花が咲く性質を持っているため、剪定して花が咲く位置を調節することができます。
剪定時期は花が終わった時期から新しい花芽が生まれる3月中旬から4月の始めまでとして、最終的な樹形をイメージしながら剪定するようにします。
花芽は6から7月の頃にできるので、花を目的とする場合はこれ以降の剪定は控えるようにします。ただし、生垣のサザンカとして樹形を第一に花を意識しないのであれば、花芽ができたあとの8月以降で剪定するという方法もあります。
花さえ意識しなければ通年で何回でも剪定は行えるので、3~4月頃に強剪定を行い、以降は軽く樹形を整えるようにすると見た目も良く、花も映えるようになるでしょう。
サザンカのヘッジトリマー作業での剪定の注意点
サザンカの生垣を剪定するのは春頃が良いです。剪定にヘッジトリマーを使用する場合、怪我に注意することはもちろんのこと、勢いがあるので切りすぎて樹形が壊れることには注意が必要です。
ヘッジトリマーには片手で使うものや両手で使うもの、大きさもいろいろあるので、使う人の体系にも生垣の位置関係にも配慮して選びましょう。
ヘッジトリマーで剪定したらそのあとには必ず、剪定ばさみで適宜、木の内側へ向かって伸びている枝や混み合っている枝を切りましょう。
風通しがよくないと病気になることもありますし、害虫も発生しやすくなります。木の内側まで日が当たるように留意しましょう。サザンカは比較的成長の遅い種なので、切りすぎには注意しましょう。
生垣剪定の基本的なこと
ガーデニングの一種として近年は若い方にも人気が高まりつつある生垣ですが、何もしないでいると植物ですから成長して形が崩れていき、ご近所トラブルにも発展してしまうことがあります。
防ぐには日常的な管理、定期的な剪定が必要ですが、効率的に行うには時期が重要で、6~7月の新芽が伸びなくなった時期に行うとよく、もう一つは夏が終わってから秋口にやればその後伸びないのでおすすめです。
生垣の花を楽しむ場合では花の季節が終わってから剪定するようにしましょう。