山椒の木の育て方・剪定の仕方・挿し木・種類・防除・縁起について

山椒の木の育て方・剪定の仕方・挿し木・種類・防除・縁起について

山椒の木はスパイスとしてはおなじみの山椒が出来る樹です。樹木の中では比較的小柄であり、平均3mから4m位の高さになるのが特徴です。春の季節になると、可憐な花を咲かせます。

 

アジア生まれの落葉樹であり、日本や朝鮮半島で主に見かけられます。

 

秋から冬場にかけて、葉っぱが散るタイプの樹木であり、庭木の中でも特に人気があります。果実や葉っぱの部分、花や蕾などが漢方薬やスパイスとして利用されるのも山椒の木の特徴です。

 

そんな、山椒の木の育て方、剪定の仕方、挿し木、種類、防除、縁起についてご紹介します。

実山椒の木の育て方について 実が付く山椒の木をそだてるには

実山椒の木の育て方で、実が付く山椒の木になるためにはいくつかポイントがあります。

 

まず1つ目は育つために大事な日当たりの場所決めです。日があまり当たらない位置に植えるようにしましょう。

 

山椒は寒さには強く冬の時期は何も問題ないですが、逆に夏場の暑い日差しが苦手です。それに加えて乾燥も苦手なのでなるべく湿って日が当たりづらい場所で育てて下さい。

 

2つ目は水やりですが、鉢植えをしている場合は少しでも乾いたら適度に水を与えて下さい。湿ってないと上手く育たないことがあります。

 

地植えの場合は水やりはする必要はないですが、あまりにも土が乾きすぎていたら少し上げると上手く実が付く山椒になります。

 

3つ目は肥料を上げる時期は1月か2月に与えると育ちが良くなります。4つ目は山椒の木を育てる時の大敵になる害虫ですが、害虫は見つけたら即座に駆除するようにしましょう。山椒は特に香りが良いためか害虫が寄ってきやすいです。

 

害虫に食べられてしまったら実が育つどころか1つもなくなってしまいます。

山椒の木は庭木に良くないの?

山椒の木は成長が早く、高さは2メートルから5メートル程度にまで成長します。

 

庭木にする際には良くないのではという話もありますが、その理由はいくつかあります。家の裏に植えた際には「うらさんしょ」と言って、家を売る羽目になる語呂合わせ、他にも実を作ることから落下することを縁起的に嫌がる方も存在します。

 

一方で中国では葉の香りが魔除けになることや、沢山の実が成長することで子孫繁栄等の縁起の良い木として用いられています。

 

背丈はあまり高くはなく、耐候性にも強いこと、育てやすいことや葉と実と木の全てが薬味になることで、山椒の木は雌株と雄株のセットで植えている方が多いことも実情です。

 

静かな雰囲気で心地よい日陰を作り出し、目隠しにもなる木なので決して良くないという条件はありません。

山椒の木の剪定方法や時期は

山椒はピリッとした味と独特の香りのある植物で、花や実や葉が重用されています。

 

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根があまり強くないので、植えつけたい苗は根を傷つけないように慎重にする必要があります。根付くまでは日陰の風通しのよい場所で、苗に水やりをします。元々移植に弱いので、いったん植えてからさらに移植することが避けるほうが賢明です。

 

うまく根付いて成長したら次は、伸びすぎた枝や葉を剪定します。適した時期は12月から3月であり、剪定ばさみを用いて枝の切りすぎに注意して切り取ります。

 

山椒の木は短い枝にも花や実が付くので、剪定時にこれらまで切り落とすことのないように注意する必要があります。せっかく根付いたのにも関わらず、切り落としすぎで花や実の付きが悪くなることのないようにしてください。

山椒の木を挿し木した成功する方法

山椒の木を挿し木して成功する方法は、時期に注意することです。山椒は挿し木か種まきで増やすことが出来るのは知られていますが、6月ごろか9から10月ごろのどちらかの時期に行うのが最も成功する確率が高い方法です。前年に伸びた若い枝を10㎝程度切り取った後、上の方の葉を2枚ほど残して後は切り落とします。

 

切り口を発根剤を混ぜた水に1時間ほどつけてから、バーミキュライトなどにさして土が乾かないようになるべく日陰など日が当たらない所で管理をおこないます。

 

新芽が出てきたタイミングで、5号程度の鉢に植え替えて少しずつ日向に移動させるのが、上手に山椒の木の挿し木を行う方法です。これなら、失敗せずに山椒の木を増やすことが出来ます。

山椒の木を植えたい・・・山椒の木の種類は

山椒の木の種類には花山椒や葉山椒、実山椒があり蕾の段階で摘み取って使用する花山椒は希少性が高く佃煮やお吸い物、天盛りや焼き魚との相性に優れています。

 

実山椒は完熟を迎える前段階の緑色の実を実山椒として用い、そのままの状態で佃煮という形で頂く事が多いです。

 

また、完熟した後の実山椒は乾燥させて種を除去した上で粉末にし粉山椒として用いられる事もありカレーや鰻の蒲焼、ポテトなどに使用すると風味の良いアクセントにさせられます。

 

葉山椒は鮮やかな緑色が美しい様子からあしらいに使用される機会が多い傾向にありますがその他にも焼き物や味噌和え、煮物といった料理に使用される事もあります。

 

そのため、葉山椒は風味はもちろん視覚的にも楽しむという目的がある和食との相性が優れています。

山椒の木が枯れるどうしたらいいの

山椒の木が枯れるのは取り入れる水の量が不足している事が要因であり、その理由は元来山椒の木は根が浅いという特性が関係しています。

 

自然界においては根が浅くても枯れないのは常に水気がある環境で育っている様子が関係しているのですが、個人的に山椒の木を育てる場合はつい与える水分量が少なくなりやすいため、自然に成長している時と同じ環境にすべく十分に水を与える事が大切です。

 

また、山椒の木は環境が変わってしまう事も枯れる要因となり、中でも根の部分を触れすぎてしまうと実も含めた木全体に影響が及ぶため、地植えする際には途中段階で植え替える必要性に迫られないように慎重に場所を選び、植え替える必要が生じた際には半年前から根の周りをカットして根回しを行いましょう。

山椒の木につく虫はどんな虫駆除の方法は

山椒の木を好む虫はアゲハ蝶の幼虫であり、アゲハ蝶の幼虫は複数の種類が存在しますが種類に関わらず総じて山椒の木を好みます。

 

しかも、山椒の実や山椒の木を食べるのではなく葉を食べるので、虫が存在しているのにも関わらず対処せずにいると山椒の木から葉が失われてしまいます。

 

そこで、葉を守るためには幼虫はもちろん卵を植え付けている段階から見つけ次第手で取り除いていく事が大切であり、アゲハ蝶という事もあって既に卵から孵っている個体については大きくて見つけやすいので、高い頻度で山椒の木の全体を隅々まで確認しましょう。

 

また、高い頻度で確認できない事例では生物農薬という人間には害が無い農薬を希釈してスプレーし散布すると良いです。