レモンの木をほったらかしでも大丈夫?剪定と育て方の基礎知識

レモンの木

レモンの木は植えた後ほったらかしでも大丈夫なのでしょうか?

ここではレモンの木の剪定方法をはじめ、育て方の基礎知識を紹介していきます。

しっかりと剪定してあげないと見栄えが悪くなったり、栄養が上手く行き渡らなかったりします。

正しい知識を身につけて失敗しないようにしましょう。

レモンの木は育成に長い時間がかかりますので、じっくりと取り組むことが大切です。

レモンの木をほったらかしで育てるのはよくない

まずはレモンの木を育てるにあたって知っておきたい基礎的な知識を見ていきましょう。

まず最初に言えることは、レモンの木をほったらかしにするのは良くないということです。

しっかり手入れをしてあげないと上手く実がならなかったり、枯れてしまうことも考えられます。

一般的に無農薬でも簡単に育てられると言われることもあるレモンの木ですが、それでも最低限の手入れは必要なのです。

育て方の基礎知識として、以下のようなポイントを順番に解説していきます。

★水やり

★肥料

★寒さ対策

★剪定

どれも重要なポイントとなりますので、どのように対処すれば良いかをしっかりと覚えておきたいところです。

レモンの木実がならないどうしたらいいの?レモンを収穫するには
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レモンの木の水やりについて

植物が成長するのに欠かせない水ですが、レモンの木については土の状態をよく観察する必要があります。

たとえば地植えの場合、雨が降ることで自然と水分補給ができるのですが、しばらく雨が降っていないなどで土が完全に乾燥してしまっているようなら人の手で水をあげましょう。

特に夏場は雨の降らない日が続くと土がとても乾燥してしまうので注意しなければなりません。

水やりの際はたっぷりの水をあげます。

土が十分に水を吸っていると感じられるまであげてください。

肥料はどんなものを使えば良い?

レモンの木を育てる際に使う肥料ですが、有機肥料を使うのが一般的です。

中でも牛ふん堆肥はよく使われています。

リンやカリウム、窒素といったレモンの木の成長に必要な栄養分がしっかりと含まれていて便利です。

また、緩効性肥料もよく使われます。

即効性のあるものではなく、ゆっくり長く効果を発揮してくれる肥料が向いているわけです。

肥料をあげるタイミングですが、2月から3月、6月、9月から10月の3回です。

春、夏、秋、それぞれの季節で1回ずつ肥料をあげる形です。

年に3回肥料をあげることになるので忘れないようにしましょう。

この点から考えてもレモンの木をほったらかしにするのは良くないのがわかります。

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冬場は寒さ対策もしっかりと

レモンの木は寒さに弱く、対策をしておかないと枯れてしまう危険もあります。

そのため一般的には南の暖かい地域で栽培されることが多いですが、北の寒い地域で育てているという方ももちろんいます。

寒さ対策をしておけば比較的寒い地域でも大丈夫なのです。

冬場、気温の目安としてはマイナス2度以下になるようなら寒さ対策を行いましょう。

鉢植えで育てている場合は家の中に保管するなどすれば良いですが、地植えの場合はそうもいきません。

敷き藁を使って霜がつかないようにしたり、布などで覆ってあげたりします。

こうして寒さを和らげてあげれば冬を乗り切ることが可能です。

レモンの木に霜がついたり、凍ってしまうのはとにかく防がないとなりません。

冬に氷点下の気温になるような地域にお住まいなら、冬の間はレモンの木の状態をよく観察し、同時に効果的な寒さ対策を施しましょう。

レモンの木はどうやって剪定すれば良い?

レモンの木をほったらかしでも大丈夫?剪定と育て方の基礎知識
レモンの木は植えた後ほったらかしでも大丈夫なのでしょうか?ここではレモンの木の剪定方法をはじめ、育て方の基礎知識を紹介していきます。しっかりと剪定してあげないと見栄えが悪くなったり、栄養が上手く行き渡らなかったりします。正しい知識を身につけて失敗しないようにしましょう。レモンの木は育成に長い時間がかかりますので、じっくりと取り組むことが大切です。

レモンの木を育てるなら剪定も非常に重要な作業となります。

単純に見栄えを良くする意味もありますが、何よりも成長を促すために必要です。

剪定とは簡単に言うと木の枝を切って整えることですが、適当に切れば良いというものではありません。

いつ、どのようにして剪定を行えば良いのかを覚えておきましょう。

まず剪定を行うタイミング、時期ですが、これは3月~5月、つまり春が適しています。

暖かくなってきたころに剪定をしてあげましょう。

寒い時期に剪定を行うとレモンの木にダメージを与えてしまう恐れがあります。

というのも寒さによって弱っているところに枝を切ることでダメージを与えてしまい、最悪の場合は木が枯れてしまいます。

気温もチェックしながら、ある程度暖かくなってきたところで剪定を始めます。

次に剪定のポイントですが、風通しと日当たりです。

レモンの木を剪定する時は風通しが良くなるように考えましょう。

木全体に風が通るよう、そして日光が当たるように剪定してあげると成長を促せます。

風通しや日当たりの邪魔になっているような枝、葉は切り落としてしまいます。

このポイントを意識すれば自然と切るべき枝がわかり、上手に剪定を行えます。

レモンの木をほったらかしまとめ

レモンの木はほったらかしではなく、ちゃんと手を加えてあげることでより成長します。

水やりから肥料の与え方、寒さ対策、剪定など、1つ1つの作業を丁寧に行ってあげましょう。

そうすれば立派なレモンの木が育つはずです。

実がなるまでに3年ほどかかるレモンの木は1から育てるとなると時間もかかります。

正しい知識を身につけたうえで、長い目で育ててあげましょう。