プルメリアを育てるポイントについて

庭木の手入れ

プルメリアは西インド諸島や熱帯アメリカに約8種類が分布しています。各地域で交配され、様々な品種が存在しています。

 

葉は長い楕円形で光沢があります。原産地では10メートルぐらいになるものまであります。花は5センチぐらいで花びらには厚みがあり、白、黄色、赤、ピンクなど美しい花が咲き乱れます。

プルメリアはジャスミンのような甘い香り

花からはジャスミンのような甘い香りが漂います。非常に丈夫な植物で、1年を通じて開花するため、世界じゅうの熱帯地域でひろく植えられています。日本では色合いと香りの良さから、ブーケやコサージュとして使用されることもあります。

プルメリアの育て方のポイント

プルメリアの育て方としては、いくつかのポイントがあります。

日当たりに注意

まずは日当たりです。日光を好む植物なので、できる限り日当たりの良い場所で育てるようにしましょう。

 

日光が不足してしまうと、花が咲かなくなる可能性もあります。湿度が高い環境には強くないので、風通しの良い場所で育て、水はけの良い状態を保ちましょう。風が強いと傷む可能性もあるので、風があたる場合には、防風するようにしましょう。

冬の寒さに注意

次に冬に育てる場合です。冬の寒さにはそれほど強いわけではないので、冬場は10度以上となる室内で育てるようにしましょう。

 

最低気温が15度を下回るような時は、室内の明るい場所に移動させるようにしましょう。

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窓辺に置いてしまうと、夜になり気温が下がるので、夜間は部屋の中心部分に近い場所に移動させるようにしましょう。冬は寒いので葉っぱが落ちてしまいますが、暖かくなる2月ごろに新芽が出てきます。

水やりに注意

次に水やりの方法です。乾燥には強い植物ですが、表面の水が乾いたらたっぷりと水をやるようにしましょう。

 

プルメリアが枯れてしまう原因の一つが水のやり過ぎです。水のやりすぎは根腐れを起こしやすくなります。夏場は夜に水やりを行うようにしましょう。

肥料のやり過ぎに注意

次に肥料についてです。とても丈夫な植物なので、肥料をあげなくても十分に育ちます。肥料のやり過ぎは、枯れてしまう原因の一つになるので注意しましょう。

 

栄養過多になると、花も葉も落としてしまいます。液体肥料は栄養過多になりやすいため、薄めにしたり、少なめに与えるようにしましょう。

 

根が詰まってきたら植え替えを行うようにしましょう。時期としては4月から6月が目安です。根詰まりをすると栄養が取れなくなり、花のつきが悪くなります。根が張るのが早いため、1、2年に一回のペースで植え替えを行うようにしましょう。