知っておきたい庭木消毒の時期は

庭木の病害虫

庭木の消毒時期は、庭木の種類やその年の天候などによっても左右されます。

 

そして、消毒といっても殺虫効果を目的とした害虫の駆除や予防する殺虫剤、殺菌効果を目的として病原菌によっておこる、病気の予防や治療に使用されるものがあります。

 

この2つの殺虫・殺菌というものが消毒といわれています。

 

では実際に、おおまかな害虫別、病気別の発生時期について説明していきたいとおもいます。

庭木の消毒・・害虫・病気別の発生時期は

 

 

一般的に多い害虫の発生時期

アブラムシ 3~10月(4~6月、9~10月に多く発生)

イラガ 4~5月 8~9月

カイガラムシ 年間通して

チャドクガ 4~5月 8~9月

松くい虫  6月~ 8月 (特殊な虫)

ゴガネムシ 年間通して(幼虫) 5~8月(成虫)

マイマイガ 5月~7月

アメリカシロヒトリ 5月~9月 年2回発生

モンクロシャチホコ 4~5月 8~9月

マツカレハ 5~6月、8~9月

一般的に多い病気の発生時期
赤星病 4~6月

褐斑病 5月~10月

炭疽病  5月~10月

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もち病 5~6月 ツツジ類 9~10月

すす病 年間通して(4~10月に多く発生)

 

 

上記のような、害虫・病気がありますがこの他にもたくさんあります。庭木の種類によっても害虫・病気が違います。

 

消毒の時期の大体の目安としては、5月~7月 9月~10月 年2回を考えればいいと思います。

 

害虫・病気が拡大する前に早めの駆除を

害虫や病気が大きくなると効果が強い薬剤を使用する必要があるため、庭木を傷めやすくなります。そのため、害虫が大きくなる前に早めに薬剤を散布する必要があります。

 

害虫が発生する前に予防として消毒するか、害虫を見かけたらすぐにおこないましょう。

 

散布する薬剤は、薬剤の使用希釈倍率がありますのでその倍率に従って散布しましょう。あまり倍率を上げすぎると薬害というものがおこりますので注意が必要です。

 

薬害が起こると、葉っぱが黄色くなったり枯れる恐れがありますので。

 

薬剤散布・・自分でやる業者に頼む?

薬剤散布を自分で行う場合には、噴霧器・薬剤があれば作業ができます。薬剤はホームセンターなどで販売していますので購入できます。

 

業者への依頼をする場合は1回につき5000円から1万円程度掛かりますので、複数回散布する場合は消毒時期に合わせて資金計画を立てておくと良いでしょう。

 

庭木の健康をきめ細やかに維持するためには、害虫や病気の発生時期に合わせて消毒するのが良いでしょう。

 

害虫や病気の種類によって発生時期は異なりますので、よく注意して消毒計画を立てる必要があります。