庭木で常緑樹で刈込みにも強いものは

庭木の種類・知識

常緑樹の庭木で、刈り込みに強い性質をもったものがいくつかあります。

 

ツゲ

そういった木は、その性質を利用して、よく生け垣に利用されます。まず定番として挙げられるのはツゲの仲間で、キンメツゲやイヌツゲが代表です。

 

枝が密に茂り、葉も小さい照葉で見栄えも良く、また成長があまり早くなく丈夫で、初心者でも扱いやすい木です。

 

マキ

イヌマキやラカンマキといったマキの仲間も刈り込みに強く、場所に合った形に仕立てやすい木です。

 

モチノキ

モチノキも定番的存在です。育てやすく虫はつきにくいですが、成長が早いのでこまめな剪定は必要になってきます。

 

カシ

カシの仲間のシラカシも庭木によく使われます。ただ、大きな木になりますのでやはりまめに刈り込む必要があります。

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ちなみに、表庭(南側)にカリンを植え、裏庭(北側)にカシを植えると「貸すが、借りない」という語呂合わせでお金持ちになると言われています。

 

レッドロビン

レッドロビンもよく生け垣などに使われる品種です。新芽が赤く美しいのが特徴です。刈り込むとそのたび赤い新芽が出ます。ただその分目立ちますから、回りとの調和などを考える必要はあります。

 

プリペッド

プリペットも人気があります。葉の色も姿も自然なので、他の植物と合わせやすいのが特徴です。ただ、冬に寒さが厳しい場合や寒冷地では落葉します。

 

モクセイ

花が咲くものとしてはキンモクセイ、ギンモクセイといったモクセイの仲間があります。病害虫に強く育てやすいのが特徴です。また秋には花が豊かな芳香を振りまいてくれます。

 

サザンカ

花が楽しめる木としては他にサザンカもあります。花の少ない時期である冬に開花するのは嬉しいところです。花の形や色も多彩です。ただし、チャドクガの毛虫がつきやすいという欠点がありますので、植える場合はあらかじめ対策を考慮しておいた方がよいでしょう。