ガーデニングをする方ならお分かりでしょうが、下草とはグランドカバーのことですよね。庭作りをする際、まずメインの木を何本か植えますが、根本は土が見えて殺風景です。そこで隙間を埋める目的で草花を植えると、見栄えが良くなります。
我が家の庭は1本の松がメインで、周りに百日紅、南天、山茶花等の低木を植えています。西日が強い所には、私流のミニガーデンがあります。ガーデニングはまだまだで知識もあまりない私ですが、草花には癒されます。主婦に人気なのが分かります。
ミニガーデンの植物は、母の日にプレゼントして貰った寄せ植えを枯らしたくなくて、地植えにした草花達の集まりです。切り花は諦めがつきますが、鉢植えは手入れ次第で成長してくれますものね。
ミニガーデンには数本の低木があって、その根本をグランドカバーで覆っています。ハーブのペパーミントであったり、季節によって種類は変わってきます。名前が分からない草花を育てているうちに、ツルが伸びてきて慌ててラティスを支柱がわりにしたことがあります。
白い細かい花が咲くと、庭中に芳香剤ような香りが漂い始めました。後でジャスミンだと分かったのですが、上に伸びていくのでグランドカバーには向いていませんでした。育てていくうちに、どんな花が咲くのかワクワクですよね。
6月~10月にかけて地面を這うように咲くポーチュラカは、耐暑性がとてもあり乾燥にも強いです。赤、白、黄色と色とりどりの可愛い花を咲かせてくれます。夏の暑い時もたくましく咲いていますね。
ホームセンター等で、よく見かけると思います。よく見かけると言えば、ランタナもグランドカバーとしてお勧めです。太陽の光が大好きで小さな花がまとまって咲きます。まるで手毬のようだとも言われています。
花が咲いていくうちに色が変わっていくのも興味深いです。七変化という別名もあるみたいです。日差しの中で花がどんどん咲いていくのを見るのは楽しいです。
少し草丈が長いルコウソウも、赤や白の小さな星形の花をつける植物です。生育も旺盛で、夏の暑い日差しにも強くてたくましいです。小さくて可愛い花を咲かせるマツバボタンも適しているかもしれません。
花の色もたくさんあって、一重咲きと八重咲きタイプがあります。這うように伸びて絨毯のように見えるので、グランドカバーの役割としては十分です。
元々下草は邪魔な草という意味もあったようです。今ではガーデン作りには欠かせないものになっています。綺麗な花をつける草花もインパクトがあってお庭を華やかにしますが、葉を楽しむ観葉植物もいいですね。