南天は定期的に剪定すれば毎年ちゃんと赤い実をつける
南天は、赤い実をつける植物です。日本には古くから、お正月には南天を飾る習慣があり、私たちの生活において、大変身近な植物です。
南天の木は、定期的に剪定をする必要があります。剪定をすることにより、毎年ちゃんと赤い実をつけることができます。
南天の木剪定の仕方のポイント
しかし、南天の木は伸びすぎるほど伸びますので注意が必要です。剪定の仕方のポイントとしては、一度実を付けた枝は、その後1年から3年の間は実を付けなくなるので、そういった実の付かない枝を選んで切るようにすると良いでしょう。
剪定のし方としては、枯れた枝や弱い枝、細い枝などがあれば、根元から切った方が良いでしょう。幹が増えすぎると、風通しが悪くなるため、病気や害虫の被害に遭いやすくなりますので、注意が必要です。
古い枝と新しい枝を交代させるような剪定をし、高さがあまりにも高くなってくるようでしたら、梅雨の時期にある程度の高さで詰める切り戻し剪定を行い芽を吹かせます。
切り戻し剪定をすると、幹しか残らない状態となりますが、南天は生命力が強いため、脇芽が発芽して再び枝ができてきますので心配はありません。
南天の木の剪定時期はいつがいいの
南天の剪定時期は特に決まっていません。細かな選定は、枝が伸びてきたと思ったときに適宜行っても、生育を大きく阻害するようなことはありません。
今年伸びた枝葉を残すようにして、古い枝を幹から切除するように剪定します。しかし、このように剪定していくと、次第に樹高が高くなってきます。そのため、全体の樹高を抑えるためには、切り戻し剪定を行う必要があります。
切り戻し剪定は、必ず6月頃に行います。樹高を抑えるために切り戻すのですから、その年の新芽が伸びたとこのことを考え、目的の高さよりも少し低い位置まで切り戻します。
南天の木の剪定で注意することは
南天の南天の木は、「難を転ずる」という謂れがあり、昔から多くの家で栽培されています。植物としては非常に育てやすく、肥料や水遣りも頻繁に行う必要が無いので初心者にも向いている植物と言えます。
あまり手をかけずに育つので、そのままにしておく人も多いですが、剪定せずに放っておくと枝が伸び放題に伸び、風通しが悪く見た目にもよくないので、適度に枝を切り落とす必要があります。
南天の実は一度花をつけると2~3年は花をつけないので、枝を見て花芽が無いものは根元から切るようにしましょう。
基本的には古い枝を剪定し、新しく育った枝葉を残していけば問題ありません。南天の木は非常に生命力が強い植物であると言われているので、あまり神経質にならず、見た目に古いと感じる枝を切っていくようにすれば良いと思われます。