レモンの木実がならないどうしたらいいの?レモンを収穫するには

レモンの木

レモンの木を植えてもなぜか実がならないい場合があります。

レモンの実がならない、どうにかなっても実が落ちたりした場合には、いくつか原因があげられます。

枯れてきておかしくなってきたということではないので、あまり心配することはないのですが、せっかく育てていても実がならないのは、ガッカリしますよね。

そんなときはどうすれば良いのか調べてみました。

レモンの木 花が咲くけど実がならないなぜ

まずはじめに、レモンの木が花は咲くけれども実がならないことについて説明していきたいと思います。

レモンの木はしっかりした昨年の枝に花芽分化し、その部分から新しく伸長した枝に開花し実る特性があります。

けれど、レモンの木は花ぶるいがしやすく、花が咲いても思うようには実が付かないようです。

四季咲き性があり、年に3回開花するのですが、5~6月の花が実付きが良いそうです。

なぜ実がならないのか?それは、うまく受粉ができないからです。

レモンの最初に咲く花は不完全な花が多く、雌しべがなかったり雄しべが不ぞろいだったり・・していますので、そういう花は取ってしまい受粉できる花だけのこすようにします。

室内などで、レモンの木を管理している場合には、受粉を仲立ちしてくれるハチなどの昆虫がいなかったりするため受粉できない場合がありますのでその場合には、綿棒などを利用して人工受粉をするといいでしょう。

また、花が多いため栄養が花に回ってしまい実がならいということもあります。

花は、5月~6月の花が実の成る確率が高いのでこの時期の花と受粉させると収穫性が高いそうです。

生育不良で実がならない

葉または枝が弱々しく落葉が多い場合は、日頃のメンテナンスに原因がある場合が多いようです。

太陽の光はしっかり当たっていますか?

日当たりのよい場所を好むレモンの木はしっかり光を当てないとないと、栄養分が足りず、花を咲かせることができません。

鉢植えであれば、日当たりのよいところに移しましょう。

また、レモンの木は気温が-3℃以下になると寒害が起こります。

そのままにしておくと枯れる可能性が高いです。 地植えの場合ですと、藁などを利用してマルチングしたり、寒冷紗で樹を覆って寒さ対策をしましょう。

鉢植えであれば、日当たりのよい室内に移動し、庭植え同様にするといいでしょう。

肥料の過不足で実がならない

肥料が過多だと、肥料やけが生じて根が害をきたし、水不足になって葉がしおれます。

レモンの木が元気でないことを原因に、規定量よりも多い肥料を供給し続けると逆に枯れてしまいます。

鉢植えであれば、十分な水で土の中の過剰な肥料分を洗い流してください。

逆に、肥料が少ない場合も落葉します。葉の緑色がだんだんと淡くなり、黄変しているみたいなら肥料不足です。追肥を施してください。

土壌の栄養バランスが悪いと、パワー不足で実がならないので、土壌改良を検討してみた方がいいです。

また、レモンの木に施肥を行う時に緩効性肥料が効果が期待できお勧めです。

レモンは地植えですと3月・6月・11月、鉢植えの場合は3月・6月・10月に緩効性肥料をレモンの木に行うと効果的でじわじわと浸透していき、年間を通して養分が確実に溶けて拡がるので花芽の増し、結実の着果や育成、根張りの活性化が期待できます。

病害虫が原因のダメージで実がならない

結実しない場合にみられるケースで、最も面倒な原因が病害虫によるによるものです。

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状況によっては、時すでに遅しとなってしまう場合もあります。

病害虫のダメージを受けないようにするには、レモンの木の風通しをスムーズにしたり、いつもまめに全体を確認したりして、管理することが大切となります。

レモンの木に付く病害虫は以下のものがあります。

害虫:アオバハゴロモ、アブラムシ、カイガラムシ、カミキリムシ、ハマキムシ、イモムシ

病気:うどんこ病、そうか病、黒斑病、炭疽病

水の過不足で実がならない

レモンの木は乾燥にさほど弱くはないですが、やはり水やりは必要です。

地植えであれば通常は水やりは不要なのですが、7月~8月の暑い時期で乾燥が続くようであればたっぷりと水やりをしましょう。

暑い時期の水やりは、朝の涼しい時間に行うといいでしょう。

鉢植えの場合は、鉢の土が乾く前にたっぷりと水やりをします。

また、鉢植えのケースではに過湿により根腐れも生じやすいので注意しましょう。

剪定の時期 ・方法の間違いで実がならない

レモンの木の剪定と時期について
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レモンの木の剪定時期は3~4月です。剪定の方法としては日当たりを考えながら間引き剪定をしてください。

葉と葉の間をあけて日差しがしっかりと中まで当たるように剪定します。

剪定するポイントは、日があたっていない枝や葉は落としてしまってOKだということなのです。

そして、実が付きやすくなる剪定のポイントは 2つあります。

1つ目は、レモンは実を付けた枝は次の年には実がなりづらい特性があります。

そういうわけで、枝を間引くのであれば前年に実がついた枝から間引き剪定しましょう。

夏に成長した枝のところは先端に花芽がつき、冬から春の間に花と実が付き実が大きくなりやすいそうです。

隔年結果 で実がならない

レモンの木のような柑橘類の種類の樹木にみられる症状です。

去年は豊富に収穫できたけど、次の年は収穫が減少することを、 隔年結果と言って、柑橘類は隔年結果しやすい樹木です。

柑橘類は昨年に成長した新しい枝の先端に、混合花芽ができます。

昨年に実をつけた当年枝には花芽ができなくて、発育枝のみが伸びます。

発育枝にはその年は結実しまませんが、次の年の果実を付ける結果母枝だということです。

というふうに、なる年とならない年がいつも繰り返し、隔年結果になります。

そして、樹が若いと疲れてしまい、生理落果しがちなので、ならない事もあります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。こちらでは果樹で人気のあるレモンの木の実がならないことについてご紹介していきました。

レモンの木は果樹の中でも、初心者向けの植物になります。

年間を通じて、いつでもレモンの木の成長のようすや、枝葉をよくチェックして置くことが重要ですね。

また、実がならないかったり病気になったりといろいろなことがありますが、よいい方法を、確認しながら楽しみながらガーデニングしましょう。