草刈機はいくつか種類があり、エンジンタイプでも2サイクルと4サイクルと2種類あります。燃料はガソリンだけのものもありますが、基本的にはガソリンとオイルを混ぜ合わせた混合油を使うことが多くあり、その割合はガソリン25に対してオイル1です。
状況によっては50:1というのもありますが、通常の草刈機は25:1が基本です。混合油はホームセンターやインターネットの通販で販売されています。
価格はホームセンターや通販によってばらつきがありますが、大体1リットル当たり300~400円前後が相場です。通販の場合は、送料がかかることがあるのでまとめて買うときに良いでしょう。
混合油を自分でつくるには
混合油は自分で作ることもでき、この場合はガソリンとオイル両方購入します。ガソリンはガソリンスタンドで販売されていて、オイルはホームセンターなどで販売しています。
オイルは車のオイルを使う方もいますが、草刈機によっては不具合を起こすことがあるので草刈機に対応したオイルを使います。
ガソリンは携行缶がないと販売してもらえないので、最初にガソリン用の携行缶を用意する必要があります。また、混合油を作るための専用の容器が必要なので、準備しておきます。
ガソリンは原油相場に関係しますが、大体1リットル当たり100~120円ほどします。オイルは2サイクルオイルを使いますが、大体1リットル当たり1,000~1,500円くらいします。
もちろん少量のオイルも販売されていますが、単価的には割高になっていきます。ガソリンとオイルの割合が25:1なので、ガソリン1リットルに対しオイルは40ccなので、ガソリン100円オイル1,000円とした場合、140円ほどで作ることができます。
そのようなことから、自分で作る場合はホームセンターの半分~3分の1くらいの値段でできます。
混合油を作る場合専用の容器が必要
作り方は、ガソリンとオイルのメモリがある混合油専用の容器を使用します。このメモリの見方は、大きい容量のほうはガソリンで、小さい容量のほうはオイルです。
それぞれ、ガソリンとオイルを同じ数値のメモリまで入れ、オイルの部分を上にして容器を傾けます。するとガソリンのほうにオイルが流入していくので、そのあとは振り回せば完成です。
給油するときに、容器のふたを軽く緩めるとエア抜きの役割になり、スムーズに給油できます。ここで注意したいのは、ガソリンの場合は気化しやすい上に揮発性が強く、火を近づけただけで発火することがありますので、このときは煙草をくわえながらなどのすぐそばに火の気があるときは絶対にやってはいけません。
したがって、換気が良く周りに火の気がない状態で作りましょう。