コニファーを植える際の肥料の種類や方法は

コニファー

一年中緑の葉を落とさずに青々としているコニファーは、庭木に大変人気があります。クリスマスの時期には飾り付けをしたりして楽しむことができ、扱いやすい花木です。

 

カラーも、明るい黄緑色のものからブルーム(粉)が渋い深緑色のものまで、気分や好みに合わせて選ぶことができます。お店で購入した後、どのように植え付けるのか見ていきましょう。

 

購入時に比較的しっかりとした鉢に植わっている場合には植え替えは必要ありません。黒ポットに植わっていたり、鉢の底から根が伸びているような場合には植え替えをします。

コニファの土や肥料について

コニファーは水はけがよい土を好むので、通常の培養土に赤玉土を2~3割まぜてやるとよりよいでしょう。

 

腐葉土を使う場合には化成肥料もまぜておきます。チッソ―リン酸ーカリが8-8-8の一般的なもので十分です。

コニファの鉢植えにする場合

それまで植えていた鉢の大きさの一回り~二回り大きい鉢を選びます。あまり根をほぐしてしまわず、表面の固くなった部分を少し落としたり、周りの部分を1センチほど削るくらいにします。

 

根が表面を覆ってカチカチになっているような場合には、その根をかき落とすようにしてから植えます。植物は体を支える太い根も大切ですが、その周りにある細かな根で水や養分を吸い上げています。

 

スポンサードリンク

細かな根が新しく生えたら「土になじんだ」状態になりますので、わざと少し傷つけて新しい根を出すようにしましょう。

コニファの地植えをする場合

庭に地植えをする場合には、根回りの大きさの2周りほど大きく耕し、同じく赤玉土を混ぜた培養土や腐葉土を混ぜておきます。

 

培養土には元から栄養が含まれているのであげる必要はありませんが、腐葉土の場合には化成肥料を混ぜておきましょう。植え付けた後は、ぐらつかないように少し表面を抑えてやります。

植える場所には注意しよう

コニファーは湿った場所も苦手なのですが、乾燥のし過ぎも好みません。あまり乾燥が続くと葉先が茶色くなってしまうので、気を付けてください。

 

寒さには強いのですが、夏の蒸し暑さで弱ることがあるので、そういった場合は液体肥料を与えます。液肥は即効性があるので、弱っているときには様子を見てあげてください。

 

あとは春先3月ごろと、成長期の前6月ごろに肥料をあげれば十分です。種類はあまり問いませんが、春先はできればゆっくりと長く効く有機肥料(油粕)がおすすめです。

 

最近は固形のものもあり扱いやすいので、適量与えるとよいでしょう(袋にやる量の目安が書いてあるので、参考にしてください)。