コガネムシの幼虫による被害といえば、植物の根を食害してしまう為、あまりにも酷い場合は植物が枯れてしまいます。
好き嫌いなく、大抵の植物を食べてしまう為、ガーデニングを楽しもうと思って植えた草花や、果樹なども食べてしまいます。
実際に、春先に庭が綺麗になるようにと長い時間を掛けて手塩に掛けて育てた草花達、栄養をたっぷり与えることによって美しい花が咲くだろうと期待していたのにも関わらず、実際にはそれ程元気には育ってくれずに、どうしたものかと思って、花が枯れた後に土を掘り返すと細々とした根っこがそこにはありました。
まさか虫の幼虫が草花をダメにするとは
やはり葉っぱや花が元気に育たない理由には、根っこの環境が良くないといけないようです。栄養はたっぷりと与えていたので、恐らくあ食い荒らされたのでしょう。
実際に、草花を植えた時にも様々な幼虫がいたのですが、あまり害はないだろうと無視してしまっていました。後で調べてみたら、コガネムシの幼虫なんかもいたようです。
まさか幼虫が植物達をダメにしてしまうなんて思わなかったのです。
その年は綺麗なお花は断念しましたが、翌年の為にと思い、土を整える時には幼虫駆除を本格的に行いました。
薬剤を使って駆除を開始
土をいじると出てくる様々な虫達、ミミズは良い土を作ると聞いていたので、そのまま放置しましたが、それ以外の虫達は見つけ次第退治していきました。
しかし、これだけでは、他から飛んで来た虫がまた卵を産んでしまうと思い、薬剤に頼ることにしました。
ガーデニング用品を取り扱っているお店に行くと、様々な種類があったのですが、土に混ぜて使うタイプの粒剤を使うことにしました。栄養を与える為に様々な物を混ぜた土にプラスして薬剤を混ぜて起きました。
コガネムシに効果のある薬剤 : ダイアジノン粒剤 オルトラン粒剤 他にもありますが
数週間後に土の様子を見ると、以前よりも虫が減っているといった印象を受けました。
綺麗な花を咲かせるためには日頃の管理が大切
そして、その土を使って再度素晴らしい庭にすべく、様々な種や苗を植えたところ、春頃には綺麗な花が咲き乱れてくれました。色合いもかなり濃い色になり、元気な様子が伺えました。
虫の存在って、本当に馬鹿に出来ない程に植物達の成長を妨げるのだと思います。
特に花の場合は根っこが細い為、少しでも食べられてしまうと、栄養の吸収率がガクンと下がってしまうようですから、しっかりと虫対策をしなければなりません。
多少の虫なら、寧ろ受粉に一役買ってくれたり、害虫を食べてくれるなどのメリットもありますが、全ての虫がそうではありませんから、出来るだけ害虫の被害が起こらないように阻止しなければなりません。