キンモクセイの移植時期はいつがいいの

庭木移植

秋が深まると、甘い香りが漂うキンモクセイの花。好き嫌いはあるでしょうが、冷たい空気の中で漂うあの香りは、強烈に秋の深まり、冬の足音を感じさせてくれるものです。あの香りが好きな方の中には、花を使って香水などを作る方もいらっしゃいます。

 

キンモクセイの木は大きく育ち、立派なものですが、どのように植え付けるものなのでしょうか。自宅の庭にあの香りを招くにあたって、移植の際にどのようなことに注意を払う必要があるのでしょうか。

キンモクセイの移植時期はいつごろがいい

樹木の移植にあたって、もっとも大切なファクターの一つは、時期です。季節としては、3月・6月・10月ごろが植え替えに適していると言われています。地植えであれば、根が付けば以降は植え替える必要はありません。

 

というよりも、根が傷つきやすいため、一度植えたら原則移植は行わないようにします。根が傷つくと、水を吸い上げる力が弱まってしまいます。ですので、地植えの場合は、日が当たりやすいかどうかなど、移植先を慎重に検討したうえで、3月〜6月・10月ごろに植え替えの作業をするようにし、寒い時期は特に植え替えないようにします。

鉢植えも同様におこないましょう

鉢植えで育てたい場合は、2年から3年に一度、季節的には地植えと同様、一回り大きな鉢に植え替える必要が出てきます。キンモクセイはかなり大きく育つので、根詰まりを起こしやすく、そうなると最悪の場合は枯れてしまうという結果につながりかねないのです。

 

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鉢全体に根がまわったらそろそろ移植が必要な時期ということになりますが、それが、前回の植え替えからおおよそ2年から3年くらい経った頃、ということです。

 

地植えにせよ、鉢植えにせよ、3月〜6月・10月がキンモクセイを植え替えるのに適した時期ということになります。ただし、地植えの場合は必要最小限に留める必要があり、鉢植えで育てる場合は、2年から3年に一度、鉢全体に根が回った頃に植え替える必要が出てきます。

キンモクセイも大きくなると自分で移植できない?

どちらにおいても、上記の時期に移植するのがよいですがまだ成木になるまえであれば、自分でも移植できますが、成木になって大きくなってしまうと、自分で移動するのはちょっと・・・無理ではないかと思います。そうすると、やはり専門の業者に頼むほかなくなりますね。専門の業者に頼むと結構な価格になるとおもいますよ。

 

植え替えの時期は育て方、植えた場所によって違ってきますので、植え替えの時期について考える際には、同様に育て方や植える場所について十分に考慮することも、キンモクセイの栽培にあたっては大切なことと言えます。

キンモクセイ移植 方法