キンモクセイは丸坊主にしても良い?できるだけ影響を与えない方法

キンモクセイは丸坊主にしても良い?できるだけ影響を与えない方法

街中でもよく見かけるキンモクセイの木は、秋になると良い香りを放つことで知られています。

自宅でも比較的育てやすい木であるため、自分で生育されている人もいらっしゃるでしょう。

初心者向けの木にはなりますが、美しく育てるためにはきちんと手入れも必要で、悩むのが剪定に関してではないでしょうか。

今回はキンモクセイは丸坊主にしても大丈夫かどうかを調べてみました。

また影響を与えない、上手な剪定方法もご紹介します。

キンモクセイの木の基本情報

キンモクセイの木を上手に生育するために欠かせないのが、基礎知識を身につけることです。

栽培に失敗しないためにも、まずはキンモクセイの木の特徴を押さえておきましょう。

特徴は花の強い香り

キンモクセイの木は三大香木の一つとされている、強い香りを放つ花を秋になると咲かせます。

花の特徴は小さなオレンジ色で、生垣などにもよく植えられる木のため、見かけたことのある人も多いでしょう。

花は低温多湿になると香りが強くなる傾向にあり、そばを歩くだけでもキンモクセイの木があると気づくほどの香りです。

雄株であるため、花は咲かせますが実をつけることはありません。

そのためキンモクセイの木を増やす際には、挿し木と呼ばれる手法を用いることになりますが、簡単に増やすことが可能です。

元々の原産国は日本ではなく中国で、和名ではキンモクセイですが、向こうでは丹桂と呼ばれています。

また日本では鑑賞用の用途で用いられている木ですが、中国では桂花茶の原料として用いられているのも違いです。

キンモクセイの丸坊主はNGな理由

キンモクセイは生育スピードが速い木のため、放っておくとどんどん大きくなります。

そのため剪定をする際に丸坊主にしてしまいたい気持ちになりますが、出来れば丸坊主は避けましょう。
その理由をご紹介します。

丸坊主は花つきと樹形バランスに悪影響

キンモクセイを丸坊主にしてしまうと、枝だけではなく花芽も剪定してしまうことになるでしょう。

花芽を切るということは、翌年以降花の咲き方に影響を与える可能性が高いです。

きちんと咲かなかったり、咲いたとしても数が少なくなってしまうことが考えられます。

キンモクセイは花の香りを楽しむのも生育における醍醐味でしょうから、美しく花を咲かせたいのであれば丸坊主にはしない方がよいです。

またキンモクセイは下枝が育ちにくい木のため、丸坊主にしてしまうとさらに育ちが悪くなります。

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下枝が上手に生えないと、木全体としての樹形バランスが崩れるため、その点も踏まえなくてはなりません。

キンモクセイの木を上手に剪定するコツ

キンモクセイの木は1年におおよそ15センチほど伸びるため、1年に1回は剪定が必要な木です。

とはいえ切り方を間違ってしまうと、今度は丸坊主にしてしまいます。

バランスよく上手に剪定するためのコツを学びましょう。

葉はきちんと残す

キンモクセイの木を剪定する際に、1つの枝についている葉を全て切り落としてしまわないようにしましょう。
葉がついてない枝は枯死してしまうため、ポイントとしては枝を切ることです。

強剪定はしない

強剪定と呼ばれる枝の根本から切り込むような剪定や、一度に沢山の枝を切ってしまうような剪定はしないようにしましょう。

強剪定は丸坊主になる原因でもありますし、やりすぎると枝が枯死してしまいます。

まったく行ってはいけない訳ではありませんが、強剪定のしすぎはNGです。

一度に沢山剪定をするのではなく、やはり毎年こまめに手入れをしてあげることが重要でしょう。

キンモクセイを剪定するベストな時期

いつでも剪定を行ってよい訳ではなく、それぞれの木にはベストな時期というのがあります。

キンモクセイの場合には2月から4月上旬頃の、いわゆる冬の終わりから春先にかけてというタイミングがおすすめです。

秋に花をつけるため、咲き終わった真冬でも良いかと思われるかもしれませんが、キンモクセイは寒さに弱いです。

真冬に切り込みをおこなってしまうとダメージを与えることになるため、剪定をするのであれば少しだけにとどめましょう。

また春から夏にかけて剪定してしまうと、せっかく成長した花芽も一緒に切り落としてしまうことになります。

そうすると当然花つきに影響が出てきますので、やはり春前までに剪定を終えておくのが大事です。

まとめ

キンモクセイは秋になると花をつけ、強く良い香りを放つ三大香木の一つです。

特徴的な香りを楽しむためにも、剪定を上手におこなう必要がありますが、時期としては2月から4月上旬におこなうのがベストでしょう。

真冬や春以降は避けることが、時期選びのポイントです。

生育スピードが速いため毎年の剪定が必須になりますが、めんどくさがって丸坊主にしてしまうのはあまりおすすめではありません。

丸坊主にしてしまうと、樹形バランスが崩れたり花つきが悪くなるなどデメリットがあるからです。

剪定する際には強剪定は避けるようにし、葉を切るのではなく枝を切るように心がけましょう。