虫は苦手という人も多いですが、特に毛虫は見た目がグロテスクということもあり嫌う人は少なくありません。そして、見た目の問題だけではなく、植物を食い荒らしてしまいますので、せっかくの庭木を台無しにしてしまったり、家庭菜園にもダメージを与えてしまうこともありす。
さらに、毛虫は植物だけではなく、人にも害があり、刺されると腫れなどが起きてしまいますので、うかつに近づかないよう注意が必要です。
毒針は毛の中にありますが、抜け殻であっても毒針は残っていますので、うかつに素手で触ったりしないよう注意が必要です。
毛虫を防ぐには庭木の剪定をしよう
人を襲ってくるような虫ではありませんが、知らずに触ってしまったり、木の上から落ちてきて刺されてしまうこともあります。
紅葉、カエデ、桜などの植物には特に繁殖しやすいので、そうした樹木の近くを通るときや作業を行うときは特に注意が必要です。
駆除の方法も知っておきたいですが、まずは繁殖を防ぐために、こまめに剪定を行い風通しを良くしておくことがおすすめです。
毛虫の駆除をするなら自分と周囲の影響を考える
そして対策としては市販の殺虫剤も役立ちますが、この場合もマスクやゴーグル、手袋などもしっかりとつけて散布を行いましょう。
衣服についても、長袖、長ズボンにしておくこと、できるだけ散布液が体にかからないよう守っておくことも大事です。
そして、作業が終わったあとは、着替えを行い、顔や体についてしまった場合はよく洗い流しておきます。
日頃からの木の状態などはこまめにチェックしよう
かなり増えてからでは薬剤も多く散布することとなりますので、発生に気づいたら早めに対策しておくことも大切です。
放置しているとどんどん繁殖し、処理が困難となりますので、木の状態などはこまめにチェックしておきたいところです。
強い薬ですので、あまりに多く散布することは植物に影響を与えてしまうこともありますので、注意が必要です。そして死骸にも毒針は残っていますので、そのまま放置せず処分をしておくことも大切です。
それから、毛虫がつきやす木を伐採するなども対策として役立ちますので、発生の多い樹木は思い切って処分することも考えてみてはいかがでしょうか。
毛虫の駆除するのが困難なら専門の業者に依頼しよう
かなり駆除が困難となってしまった場合は、専門の害虫駆除業者に依頼することもおすすめです。
こうした業者は専門家ならではの知識でしっかり対応してくれますし、より強力な薬剤なども用意しています。そして再発を防ぐためのアドバイスなども行ってくれますので、個人で対応が難しい場合は相談してみてはいかがでしょうか。