固まる土のデメリットは雑草に悩まされない家に

雑草対策

ホームセンターや通販で取り扱われている固まる土は、雑草に悩む家庭にとって強い味方となります。これまでの砂利を敷いたり、草よけシートを張り巡らせる方法では、草が突き抜けるのを防ぐことができませんでした。

 

しかし土にセメントを混ぜた製品を使用することで、より効果的な雑草対策が可能になったのです。施工されたあとは、見た目も整然としており、DIYの一環としても人気があります。ただし、固まる土にもデメリットが存在しますから、それを踏まえた上で使用するかどうかを決めるべきです。

固まる土の施工前の土台はしっかりと

まず、施工時に不慣れだったり、手を抜いてしまうと、非常に脆くなってしまいます。固まる土を敷き詰める前には、その土台となる部分をきちんと片づけ、固めておくことが大切です。

 

そうしなければ凹凸が発生して、空洞ができやすくなってしまいます。また、施工する際には端から端まで、隙間なく埋めなければなりません。

 

ほんの少しの隙間があれば、そこからひび割れが発生して、損傷へと繋がることも珍しくないのです。このように、繊細な作業が求められることを忘れてはなりません。

敷き詰める際は一定の勾配を考えて

そして、水はけの問題も考慮していくべきです。市販されている製品には、いずれも透水性があり、多少の雨ならば地表へと通してくれます。

 

しかし、台風やゲリラ豪雨が起きれば話は別です。水を通す機能が追いつかず、溜まるようになってしまいます。

 

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これを予防するためには、敷き詰める際に、一定の勾配をつけることがポイントです。

日頃のメンテナンスも重要

他には、強度の問題があります。セメントを混ぜた土である以上、強い負荷がかかると、簡単に割れてしまいます。メーカーも、こうしたデメリットを把握しており、より強力な製品を開発中です。

 

しかしながら、頻繁に人が通ったり、車が行き来する場所には、一考の余地があります。そして、経年劣化による影響も、考えておかなければなりません。

 

外壁の塗装でさえ、10年毎に塗り替えが求められるのですから、定期的なメンテナンスは重要です。とくに見た目に拘る人ならば、黒ずんできたら交換を検討していきましょう。

固まる土をデメリットのまとめ

固まる土をデメリットなく用いるためには、使い所を選ぶことが大切になります。

 

普段は人が入らず、手もかけにくい家の裏などは、もっとも適切な場所の1つです。そして失敗しない施工を行うためには、専門の業者に依頼するのも、賢い方法といえます。

 

細心の優れた製品を見つけつつ、使用にも細心の注意を払い、雑草に悩まされない家にしていきましょう。