常緑樹で花が咲く・・目隠しにしたい人気の庭木は

庭木の種類・知識

やはり、ツバキ・サザンカが目隠しできる常緑樹の庭木ではとても人気です。

 

冬から春にかけて赤い綺麗な花も咲きます。ツバキの木は水分をたくさん含んでいるため火災に強い木ともいわれています。

 

周りに川や水源のない地域で、水道や防火水栓の整備されていないような場所(市街化調整区域には結構あります)では、万が一の火災に備えてツバキの木を植える方が多いといわれます。

 

春から夏にかけて新緑の葉が多く生えて、新しいものもどんどん伸びてきます。とても生命力の強い木ですので、放っておいてもぐんぐん成長していきます。

管理するうえでのポイント1 剪定

ただし、生命力が強すぎるがゆえに、毎年必ず剪定のお手入れが必要になります。混み入った枝木を剪定し、中をすかしてあげないとあっという間にもさもさの木になります。

 

そして、空高くグングン成長していきます。大きくなりすぎると脚立や三脚などが必要になってきて、一般人では手に負えなくなりますので、こまめなメンテナンスが必要です。

 

絡み枝や、立枝といった徒長枝といわれる枝は素人でも見分けがつきやすいので、どんどん剪定していきましょう。

管理するうえでのポイント2 害虫

ツバキ・サザンカの木といえば、何といっても「チャドクガ」の脅威が有名ですね。毎年5月、9月ごろに大量発生するといわれています。

 

スポンサードリンク

葉の裏にびっしりと卵が並びますが、見えにくいので発見が遅れがちになります。無事(!?)に羽化してしまうと、人間に多大な被害を及ぼします。

 

子どもがいる家ではなおさら心配ですね。チャドクガは風通しの悪くなったものに発生しやすいですので、やはり毎年剪定していくことが大切になります。

 

万が一、発生した際には、長袖長ズボンで枝ごと切り取り、袋にいれて燃えるゴミに出すか、バーナーなどであぶってから出すといいといわれます。

 

それでもかぶれる確率は高いので、やはり事前に予防していきたいです。薬剤の散布などで予防することもできます。

害虫を庭木に付きにくくするポイントは

いくらキレイに目隠しにと思って植えても害虫や病気にやられては、せっかくの庭木が台無しですね。

 

実際に、この害虫や病気を防ぐ方法としては薬剤などもそうですが、庭木の風通しをよくすることです。上記でも述べましたが、剪定をして風通しを良くしましょう。

 

自分でメンテナンスしていくことに自信がなければ、やはり庭師さんやシルバー人材センターに頼むというもの手ですね。

その他の常緑樹で花の咲く木は

上記は生垣などの、目隠しとしてツバキ・サザンカをご紹介しましたが、その他にキンモクセイ・シマトネリコ・オリーブ・常緑ヤマボウシ・タイサンボク・などがあります。