静かなブームが続いているガーデニングですが、果樹が実る木を育てるのは昔から女性に人気です。ジューンベリーはザイフリボク科の植物で、実付きが良く生でもジャムに加工しても美味しいのと、見た目が可愛らしいので人気です。
春に開花し、六月に実を付けることからジューンベリーと呼ばれています。木の育て方ですが、暑さ寒さなどの気温環境には強いです。
日なたでも明るい日陰でも育つので基本的に育てやすい木ではありますが、乾燥には弱いです。水やりはこまめに気を配った方が良いです。
ジューンベリーは日当りが良すぎてもよく育たない
我が家では庭のみ東南側と西南側に一本ずつ果樹目的で植えていました。西南側は日当たりが良すぎたのか、うまく育てることができませんでした。
実を付けた時は本当に可愛らしく、カントリー調の庭になって楽しく実を収穫したものでした。ただ、美味しいのは小鳥にも分かるようで、気をつけないと全て小鳥に食べられてしまいそうでした。ネットをして小鳥よけをして、人間の食べる分を守っていました。
ジューンベリーが好む条件に植えてやると、枝がどんどん伸びて、放っておくと背が高くなります。
ジューンベリー定期的に剪定して背の高さを調節する
伸びても3メートルほどまでと言われていますが、収穫がしにくくなるので、果樹が欲しいならば定期的に剪定して背の高さを調節する必要があります。
観賞用として枝を刈り込んで小さく丸くしてあげても、葉が秋には紅葉するので可愛らしいです。飾りとして背が高い木が欲しい場合は葉が横に広がりすぎないように枝打ちや剪定するとです。
果樹用として育てる場合は三年ほど実を付けた枝はその後は実付きが悪くなるといわれていますので、その枝は剪定し切り戻しをする必要があります。
切り戻しをすると脇からまた新芽がでて、それが成長して新たな枝となり、実を付けてくれるので、惜しまずに思い切って剪定した方が良いです。
ジューンベリーの剪定時期・剪定する枝選びのポイント
剪定時期は葉が落ちる秋の遅いころから冬にかけてが良いです。
剪定する枝選びのポイントとしては主な幹の株の根元から別れて出てくる細い枝は切った方が、主な幹が元気になります。
また、幹から枝ではなく芽がでてそこで開花してしまうような枝も、それ自体は枝の邪魔になってしまうので落とした方が育ちが良くなります。
育てた枝に栄養が集中するように、枝を選別していくことが大事なので、どの枝を残して育てていくか形を整えることと同時に考える必要があります。
果樹の木に共通ですが、小さな枝をちょこちょこ切るのではなく、太めの枝を選別する事が収穫量のアップにつながります。