グミの木の特性について種類・剪定・育て方

グミの木の特性について種類・剪定・育て方

グミの木は、科名:グミ科 属名:グミ属の植物で、常緑または落葉性の低木で、主に葉を楽しむ常緑種と実を楽しむ落葉主があり日本では約15種が生育しています。

 

常緑と落葉はどちらも日陰に比較的強く、葉にはたくさんの毛がありトゲ状の短い枝が生じます。

 

グミの木についてご紹介します。

グミの木の種類は

日本で自生するグミの木は15種ほどありますが、園芸用として用いられているのがナワシログミ(常緑)ナツグミ(落葉)の品種です。

 

種類

 

アキグミ・マルバアキグミ・ツクバグミ・ナツグミ・トウグミ・メリマグミ・ナツアサドリ・ハコネグミ・マルバグミ・ナワシログミ・ビックリグミ

アキグミ

アキグミは落葉低木で、高さ2~3mになり日当たりの良いところでよく生育します。葉は互生し、長さ4~8cmの長楕円状披針形です。

 

花は、4~5月に白い花が数個ずつ集まって咲きます。果実は直径6~8mmの球形で10~11月に赤く実ります。

ナツグミ

ナツグミは、落葉小高木で、高さ2~3mになり葉は互生し、長さ3~10cmの長楕円または倒卵状長楕円形です。

 

花は4~5月に葉腋に数個の花が垂れ下がって咲きます。果実は長さ1.2~1.7mmの広楕円形で10~11月に赤く実り食べられます。

マルバグミ

マルバグミは常緑低木で、枝はつる状にのびます。葉は互生し、長さ5~7cmの広楕円形革質です。

 

花は、10~11月に葉腋に黄白色の花が数個咲きます。果実は直径1.5~2cmの楕円形で4~5月に赤く実り食べられます。

ナワシログミ

ナワシログミは常緑低木で、高さ2.5mくらいには生長します。葉は互生し、長さ5~8cmの長楕円形で革質です。

 

花は、10~11月に葉腋に花が数個咲きます。果実は直径1.5cmの楕円形で4~5月に赤く実り食べられます。

 

実の大きなビックリグミは、自家不結実性であるので1本だけ植えたのでは実がなりません。基本種の『トウグミ』や『ナツグミ』を一緒に植えてやるか、植物ホルモン剤で、着果を促してやる必要があります。

グミの木 育て方

常緑種のグミの木は、日当たりが良く肥沃であれば乾燥した湿気の多い環境でも土壌に関係なく育ちます。落葉種は、水はけの良い、日当たりで育てれば根の発達はよくうまく育てることができます。

 

水やりは、特に必要ではありませんが、極端に乾燥している極端に暑い夏の季節には、朝か夕方に水をやります。

 

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基本的に肥料は寒肥として2月から3月に行います。さらに、肥料を施すのであれば、9月下旬から10月下旬までの落葉種、開花後の10月から11月までの常緑種に緩効性化成肥料や固形の油かすを施します。

 

植え付けは、樹木の生長が止まる10月の終わりから11月の終わりまで、または極端に寒い時期を除き2月の終わりから3月の終わりまでは植えられます。

 

植え方は植穴を根の鉢の大きさの2倍の深さと2倍の大きさに掘り、腐植土と堆肥を土と混合します。そのあと埋め戻して水極め作業として根鉢周辺を棒などを使って根鉢と土をなじませます。必要であれば支柱を設置します。

 

グミの木を鉢で育てるのであれば、硬質赤玉土7・桐生砂2・鹿沼土1の割合で混合して使用しています。

 

この3種類の土の組み合わせが、通気性、排水性、保水性、施肥性に優れています。

グミの木 剪定の仕方と剪定時期

グミの木には常緑種と落葉種があり剪定の方法、剪定時期が若干ちがいますので説明したいと思います。

 

常緑種のグミの木の代表的なものとして、ナワシログミがありますがこのグミの木は生垣などとして多く使用されています。

 

この種類の木は、複数の枝を出してこんもりとした樹形に仕立てたり、刈り込みにも強いので、強い剪定をしても切り口から芽がでますので、剪定時期を間違えなければ大丈夫です。

 

剪定時期としては6月から7月で、伸びた枝を切り戻す時期としては一番いい時期になります。また、2月から3月の時期も剪定をする時期としてはいいですが、この時期は徒長枝を切る樹形を整える程度の剪定としましょう。

 

落葉種のグミの木の基本剪定は、落葉期に花芽を残しながら剪定し徒長枝、枯れ枝、重なり枝、ひこばえ、胴吹き枝を切り取ります。このような剪定を行えば樹形もスッキリ見え花も綺麗に咲きます。

 

剪定時期としては、12月から3月の頃が適期で7月頃の剪定では、長く伸びた新梢の先端を切り戻し、花芽の付きやすい枝の発生を促す剪定を行います。

グミの木のトゲと毒性

グミの木は、茎の針『茎針(けいしん)』として知られており、枝が変化したものだそうです。

 

グミの木がある程度生長すると、この茎針は目立たなくなりますが、樹勢が強い生長期やグミの木にストレスをかける剪定方法(強剪定)などを行う場合は、それが目立つようになるようです。

 

トゲの毒性はないようですが、トゲが刺さり適切な処置をしない場合、化膿することがありますので、注意が必要です。

グミの木 挿し木

グミの木の挿し木について説明したいとおもいます。挿し木を行う適期としては、6月上旬~7月下旬が挿し木に適しています。

 

枝は、新しいい枝を使い枝先を長さ5cm・3~4節残してハサミで切り、切断面がナナメになるように切るのがポイントになります。

 

切り取った枝は2〜4枚の葉を残し、残りは切り取ります。 残った葉は、半分に切り、約1時間ほど水につけてから、市販されている挿し木用の土や赤玉土に挿します。このとき、枝が揺れないように、必ず1節以上を地面に埋めてください。