エレガンテシマはヒノキ科・コノテガシワ属の樹木で、コノテガシワの仲間で、大きく育ちやすく管理が簡単なのが特徴です。
生育が早く、放っておくと一年に約30センチ以上伸びて8m程度は簡単に生長してしまいます。鮮やかで美しい緑色の葉を持ち、先端はやや黄色みを帯びています。
秋には緑色の葉が茶色になり、初めてエレガンテシマを育てる場合は枯れたように見え驚く人もいますが、枯れてはおらず春が来ると再び緑色の葉になります。
この時、枯れたと早とちりして茶色の部分を剪定したり、処分しないように注意して下さい。
エレガンテシマの剪定で気おつけることは・・・
エレガンテシマに限らず、コニファーは風通しが悪いと内側が蒸れて枯れ初めてきます。そのため剪定用のハサミや手を使って剪定を行い、風通しをよくしてあげる必要があります。
コニファー全般に言える事ですが、ハサミなどの金属を用いて剪定を行うと、その箇所が茶色くなってしまいます。
色は一カ月程度かけて徐々に戻りますが、変色を避けたい場合は大まかな剪定はハサミで行い、最後の仕上げを手で葉をむしって行えば緑色の葉色を保つ事ができます。
エレガンテシマはとても大きく育つため、希望の高さまで育ったら幹の先端を落としても構いません。
しかし幹の先端を落としたままだと形が歪んで不格好なので、幹の代わりとなる先端を育てて、綺麗な三角錐に整えます。
エレガンテシマの剪定時期いつごろがいいの
エレガンテシマはコニファーの中でも頑丈な性質を持ちますので、剪定時期に特別に気を使う必要はありませんが・・・3~4月頃に剪定すると、新芽が伸びて切り口の色変色が目立たなくてすみます。大きくなりすぎたエレガンテシマを、強剪定するのもこの時期がベストではないでしょうか。
梅雨時期の日本は高温多湿となり、葉が密集するコニファーは内側の葉が蒸れやすい環境となりますので、梅雨前に風通しを良くする剪定を行っておくと枯れにくいのでおすすめです。
また、夏の暑い時期の剪定は樹木をいためることになるので避けたほうが無難です。
コニファーの剪定動画
参考にしてみてください。