エゴノキの剪定の時期は・・・剪定を避けるべき時期はいつ

落葉樹の剪定

日本を原産国とするエゴノキは、たくさんの白い花や、薄ピンクの花が咲くことから人気があります。また、下に垂れさがる小さな花はとても可憐であることから、雑木の庭にも広く活用がされています。

 

特徴とては、地味で素朴である反面、10m近くにまで成長することがあり、自然に放置をした場合などでは、非常に大きく育つことになります。

 

また、枝が上に伸びるのではなく、比較的横に伸びることもあり、この場合には、剪定を行なうことになります。

エゴノキの剪定時期はいつ

まず、剪定時期としては、樹木の休眠時期となる11月~3月の葉が全て落ちた間が、最も適したものとなります。

 

エゴノキの剪定では、発芽時期は外す必要があり、この時期よりあとの葉が生えている時期に剪定をしてしまうと、次の年には花数を減らすことになり注意が必要になります。

 

エゴノキが花芽を作る分化時期としては7~8月頃になり、この時期より後の剪定は、行う場合にも枝先を切る程度で止めてとくことが大切になります。

エゴノキは自然樹形で楽しもう

また、休眠時期に行なう場合においても、強い剪定はできるだけ避ける必要があり、この場合、細い枝や、混み過ぎた枝を切る程度が適した方法となります。

 

エゴノキは、基本的には樹形を残したままの自然の姿がよく、敷地に枝葉がまだ伸ばせる余裕がある場合にはできるだけ避ける方が良いとされています。

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そのために、行う場合には、混み過ぎて重なり合ってしまった枝を間引くことになり、ここでは、枝の根元から切るようにし、自然の形が保てるように行います。

 

また、枝張りが強くなり混み過ぎてしまうと、木の枝や内部まで光が届かなくなり、枝枯れを起こす原因にもなるために、できるだけ下の枝まで光が届くように剪定をする必要があります。

エゴノキの強剪定はどうする

剪定では、太く伸びすぎた場合にも行なうことになります。大きさを制限する場合にも、枝混みと同様に自然樹形にする必要がありますが、1本立ちで植えている場合には、太くて強い枝や古い枝を枝元から切るようにし、小枝や新しい枝は残すようにする必要があります。

 

4~5本からなる株立ちの場合には、太い幹を根元から切除し、弱い枝を残すことで全体を小さく整えるようにすることもできます。

 

1本の枝立ちでも株立ちに対して剪定を行なう場合においても、11月~3月ごろが適していますが、この場合、太い枝を切る作業となるために、落葉していることで作業がしやすくなります。

 

エゴノキは、あまりにも大きく育ってしまった場合には、適当な長さに切り詰めて、同時に太い枝を切り、木の勢いを抑えてやる必要があります。

 

この場合、太い部分で枝を切り詰めるためこのあと木の癒合をしっかりと行うためにも切り口には、癒合剤をしっかりと塗りましょう。