コーヒーの木の育て方で知っておきべき基礎知識や適した環境は

コーヒーの木の育て方で知っておきべき基礎知識や適した環境は

マメの生る木として知られているコーヒーの木は、日本では観葉植物として広く育てられています。基礎知識や実のなる育て方、環境作りなどについて調べてきました。

コーヒーの木の基礎知識

コーヒーの木の基本情報データをまとめました。

★アカネ科・コーヒーノキ属に分類
★東部アフリカ原産
★耐寒性は弱く、耐熱性は高い
★開花時期は6月~7月頃
★日本では主に観葉植物として楽しむ

濃い緑色の厚く硬い葉が特徴で、アフリカ原産ゆえに夏には強いですが冬の寒さには弱く、生育適温の下限は8℃です。

 

コーヒー豆のなる植物とは同じ系統で、マメの生る木として重宝されていますが、実がなるのは開花から少なくとも7か月かかります。日本では真冬の時期になるので少し難しいのですが、しっかりお手入れすれば実らせることも十分可能です。

 

1メートルくらいに成長すると白い花を咲かせ、芳醇な香りを放ちます。また開花後約7カ月経つと実をつけますが濃い赤色がさくらんぼに似ているので、コーヒーチェリーと呼ばれて親しまれています。

適した環境作り

コーヒーの木を育てるためには、環境作りが大切です。アフリカ原産のコーヒーの木は、日本では暑い時期に開花し反対に冬の寒さに弱いです。上手に育てるためには、気温や陽当りを十分に考慮する必要があります。

 

そのカギとなるのは気温と陽当りです。

 

コーヒーの木は寒さに弱いため、気温8℃以上の場所に置きましょう。春夏の温かい時期は屋内外の陽当りの良い場所、気温の低い秋冬には室内の温かい場所などに設置します。特に冬の間は寒風などが当たらないよう、なるべく屋内で育てるのが望ましいでしょう。

 

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また、コーヒーの木は日光を好みます。生育をよくするためにはたっぷりと日の光を浴びさせてください。ただし真夏の紫外線や西日の強い直射日光などは、葉焼けを起こすので避けましょう。屋外で育てる場合、遮光ネットなどで強すぎる日を浴びないように保護しましょう。

育て方のポイント

育て方のポイントの基本部分をおさらいしましょう。

水やり

高温多湿を好むので、乾燥しないように注意しましょう。春夏は鉢土が乾いたら与える程度ですが、真夏の暑さで乾燥が進むと葉焼けを起こすので毎日できるだけ与えます。

 

秋に入り20℃以下の日々が続くようになったら、水やりの回数を少なくしていきます。冬の水の与えすぎは根腐れを起こすので控えめに、また暖房の効いた場所では乾燥を防ぐために適度に霧を吹きかけてあげましょう。

植え替えと肥料

鉢の底から根がはみ出したり、新芽が伸びにくいなどの現象を見かけたら植え替えをしましょう。時期は5月の上旬から6月くらい、開花前が適切です。

 

また葉の色が薄くなってきた頃は肥料が少なくなってきたサインです。5月くらいの早い時期に、ゆっくり効いてくる緩効性の化成肥料を鉢の上に撒きます。液体肥料は、即効性は比較的期待できますが持続性は少ないので1週間から10日をめどに、定期的に与えていきましょう。

コーヒーの木育て方の注意点

コーヒーの木は寒さと乾燥に大変弱いので、秋から冬の時期は少し注意して管理しましょう。夜間から明け方の気温が低くなるこの時期は、寒さに当たると葉が落ちやすくなってしまいます。屋外に出すのは避けなるべく室内の8℃以上になる温かい場所に移動します。屋内では乾燥に気を付けヒーターの風が当たらない場所に置き、加湿器を使って空気を乾きすぎないようにしたり、また必要に応じて霧などで吹きかけます。

 

害虫については、カイガラムシの被害に遭いやすいので注意しましょう。枝の部分に茶色い樹脂のような塊や白い綿のようなもやもやを見つけたらそれが目印です。使い古したブラシなどで落とし、カイガラムシに有効な防虫剤を散布しましょう。

 

人気の観葉植物であるコーヒーの木ですが、上手に育てると芳醇な花の香りを楽しめます。寒さに弱いので秋から冬にかけては少し丁寧に育ててあげるといいですね。