クリスマスツリーの木の名前は庭に植えたい育て方はどうするの

庭木の種類・知識

クリスマスツリーの木には、常緑針葉樹が好まれ、モミの木が定番です。しかし、モミにも色々な種類があり、それらの総称がモミと呼ばれています。そのため、クリスマスツリーに使用される種類も様々です。

 

日本では、ウラジロモミ、ドイツトウヒ(アカモミ)が一般的です。ドイツトウヒ(アカモミ)は、ヨーロッパでも頻繁に使われている種類ですが、日本でもクリスマスツリーとして多く流通しています。

 

ドイツトウヒはウラジロモミと比べて生長が早く量産ができます。そのため、価格もリーズナブルなので、クリスマスツリーとして育てたいならドイツトウヒ(アカモミ)やウラジロモミがお勧めです。

クリスマスツリーを育てるうえでの注意するポイント

基本的には、いずれも耐暑性と耐寒性に優れており、雪に強いことはもちろん刈り込みにも強いため、国内で植栽する際にも適しています。ただし、大きな木になるので、場所をしっかり確保する必要があります。

 

また、浅根性であり、強風にも弱い傾向があるので、庭木として育てる時は注意が必要です。

 
欧米諸国では庭木としてもよく植えられています。品種も多く、青緑色の葉や銀色の葉など、色や形も多いので好みのものを選べます。

 

性質としては強健ですが、冷涼な環境を好むために関東以西の地域では栽培するのがやや難しくなるかもしれません。育てたいのなら、管理を適切に行うことが必要です。

クリスマスツリーを育てるうえでの注意するポイント2

モミの木の種類は、一般的に寒さには強いですが、暑さには弱いという特徴があり、屋外の栽培に向いています。置く場所は、日当たりが良くて風通しが良い場所にしましょう。

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成長は早くはありませんが、刈り込みをする必要もなく、自然樹形のままで十分楽しめます。耐寒性に関してはとても強いですが、夏場の暑い時期に水を切らすとハダニの発生を招くことがあります。

 

また、狭い場所で育てると、葉先が傷むことがあるので、場所には余裕を持って育てましょう。

 
真夏は、風通しが良い場所で半日陰になるように育てます。暑さに弱いので、夏に枯らしてしまうリスクがあるので、特に夏場の管理に気を配りましょう。

 

土の表面が乾いてきたら水をたっぷり与えて、冬場は控えめに水をあげます。鉢のサイズが小さくなったら、梅雨の時期か秋口になってから、一回り大きい鉢へ植え替えます。

手軽にクリスマスツリーを楽しみたいならコニファーもいい

もっと手軽にクリスマスツリーを楽しみたい方は、コニファー(ゴールドクレスト)もお勧めです。

 

ホームセンターや園芸店といった色々な場所で購入できます。庭木にも良いですし、鉢植えもありますので、生木で気軽にクリスマスツリーを楽しみたい方に向いています。

 

ゴールドクレストについても、モミの木と同様の育て方で大丈夫です。