ブルーベリーを栽培する場合、土の配合がとても大切です。初心者の人はここで間違えて枯らせてしまう人が多いようです。
ではどのような配合がいいのか、ご紹介します。
ブルーベリーを育てる上で酸性の用土を作ることが不可欠
ブルーベリーを育てる上で一番重要なことはpHを下げること、要は酸性の用土を作ることが不可欠です。
だいたいpH4.5~pH5.3が目安です。鉢植えの場合は水と馴染ませたピートモスと鹿沼土を同じ量混合した物を使用しましょう。
また、通気性があると一層よいので時間やゆとりの人はヤシガラチップやパーライトなどを混ぜたものを使用するとよいでしょう。
その他、この混合した用土を絶対に乾かさせないようにしておいてください。ブルーベリーを育て上げるには決まった期間ごとの水遣りが影響します。
そして最後になりますが、日照時間が長いところで成育させるようにしましょう。できれば最低でも1日あたり4時間を越す日照時間があるところに植えることをおすすめします。以上のようなことを忠実に守れば簡単にブルーベリーを栽培することができるでしょう。
ブルーベリーの植え付け方や時期は
ブルーベリーの植え付け時期は、3月の下旬から4月の上旬の春植えと10月下旬〜12月上旬の秋植えとあります。寒い地域では、根が凍って凍結して、枯れるおそれもあるので春植えのほうがいいでしょう。
植え付け方としては、植える場所が酸性でないといけないので直径50cm以上の大きさ、深さ30cm以上の穴を掘り上記のようなピートモスと鹿沼土を施して土と混ぜます。ピートモスは、あらかじめ水に浸しておいたものを使用します。
深植えにならないように、土を寄せ植え付けます。植え付け後は水極めします。
植え付け後は、バークチップ・腐葉土・おがくずなど敷き根本周りの乾燥を防止するように敷こみます。
ブルーベリーを育てる際のポイント
ブルーベリーはツツジ科のコケモモ属の植物で、欧米では昔から果樹として親しまれています。
海外ほどではありませんが日本でもブルーベリー農家が栽培しており、最近は趣味で育てる方もたくさんいるようですが、その際の上手な育て方のポイントとしては、まずブルーベリーには自家不和合性という自分の花粉では実がなりにくい性質があるので、同じ品種の複数の苗木を一緒に植えると上手くいくことが多いです。
そして日本の場合地域によって気温の差がありますから、東北や北海道では耐寒性の強い品種を選ぶようにしましょう。
広い庭がない場合では鉢で育てることもできますが、特に乾燥しやすい夏場では毎日水をやって枯れさせないようにしなければなりません。枝が枯れてしまった場合は剪定するようにしましょう。