粒が小さい果物は多く食べたい場合には、何粒も食べなければいけません。しかし、そのような小さな果物でも小粒のものではなく、大粒のものを選ぶことによって、少ない量でも満足感を得ることができます。
粒が小さい果物にはブルーベリーがありますが、品種によって粒の大きさも違います。また粒の大きさが違っても、甘さがなければおいしくないため、しっかりとしたものを選ぶ必要があります。
栽培されているブルーベリーは主に、ノーザンハイブッシュ系にサザンハイブッシュ系、ラビットアイ系の三系統のものがあり、それぞれで特徴が違います。
ノーザンハイブッシュ系
ノーザンハイブッシュ系のものは、粒が大きく甘さも酸味もバランスが取れているものになります。ノーザンハイブッシュ系の品種のものでは、チャンドラが既存のものでは最大級の大きさの粒となり、甘みと酸味のバランスが良いものになります。
そのほかには、ブルーレイやシェラ、ブルークロップやディクシーがノーザンハイブッシュ系のものになります。
サザンハイブッシュ系
サザンハイブッシュ系は、ノーザンハイブッシュ系の改良系統であり、暖地でも栽培することができ甘く大きな実をつけます。
この系統のもので大粒のものは、アイブルーとレガシーになります。アイブルーは、豊産種であり丈夫で育てやすいものになります。レガシーは実なりがよく果実が固めであるため、日持ちが良いものになります。
ラビットアイ系
ラビットアイ系のものは、大粒であり高温・乾燥に強く育てやすいものになります。ラビットアイ系で甘みがあり粒が大きなものは、キャラウェイやクライマックスなどがあります。
キャラウェイは、丈夫で作りやすいだけでなく甘さがありジューシーなものになります。クライマックスは、甘みが強く豊産性で丈夫なものになります。
ブルーベリーの大粒を選ぶ際の注意するポイント
ブルーベリーを栽培する際には、実をならせるためには一本でも実をつかせるものもありますが、同系統で二種類以上と混植しなければいけないものもあるため、栽培する場合には、同系統で二品種以上を混植する方が安心することができます。
ブルーベリーを栽培する際には、このように系統や品種に注意をして育てるようにしましょう。
これらのことから、大粒で甘いものはノーザンハイブッシュ系のものを選ぶようにすることが大切になります。
しかし、サザンハイブッシュでもアイブルーやレガシー、ラビットアイ系のものではキャラウェイやクライマックスなどは、大粒で甘い品種であるため選ぶ際には間違えないようにしましょう。