ブルーベリーの花がつかない原因 植え付け場所
ブルーベリーを自宅で収穫するのはとても楽しいですね。育てるには植付け場所に注意しなければなりません。
ブルーベリーは酸性の土に植えることが大切です。酸性の土でなければ枯れてしまい育てることが難しいです。
半日陰でも育ちますが実の付き方が悪くなります。日当たりの良い場所に植え、夏には水切れにならないように注意します。
花が付かない時は、品種の違う苗木を近くに1本以上植えてあげると、受粉がうまく行き花を付けるようになります。ブルーベリーは1本の苗木だけでは受粉しづらく実が付きません。
ブルーベリーの花がつかない原因 水切れや乾燥
ブルーベリーは根が浅く水切れを起こしやすい植物ですので、気を付けないといけません。
水切れを起こすと花がつかない、花が落ちる、成長が悪くなる、最悪の場合は枯れるといった悪影響を及ぼします。
そして一度水切れを起こしてしまうと、回復するまでにかなりの時間がかかってしまいますので注意しましょう。
鉢植えなどの場合には、特に夏場は暑さから土が乾燥しやすいので、しっかりと水をやる必要があります。鉢で育てている場合には熱を伝えにくい素材の鉢を使用し、日陰に移動させるなどの工夫も効果的です。
冬場でも油断していると気が付いたら当分雨が降っていなくて、気付いたときには土がカラカラに…ということもあるので、土が乾燥していないか気を付けるようにしましょう。
ブルーベリーの花がつかない原因 肥料
ブルーベリーは耐陰性がある植物なので比較的育てやすい植物ですが、日当たりの良い場所で育てなければ花付きや実付きが悪くなってしまいます。
枯れてはいないけれど花がつかないという場合は、その原因として日当たりの他に肥料があげられます。
ブルーベリーは酸性の土で植えなければ栄養素が吸収できずに、花や実がつかなくなってしまいます。しかし一般的な植物に与える通常の肥料をブルーベリーに与えてしまうとマグネシウムやカルシウム、鉄など必要な成分がうまく吸収できずに花がつかなくなってしまいます。
そのため、ブルーベリーの肥料は必ず専用の肥料を撒いてあげる必要があります。そしてブルーベリーは根が浅いので、水切れを起こさないように頻繁に水やりをする必要があります。
ブルーベリーの花がつかない原因 剪定時期
ブルーベリーの花がつかない原因は、剪定時期を間違えているからの可能性があります。
ブルーベリーの基本的な剪定時期は、冬ですが・・・。
しかし、6月頃になると徒長枝やひこばえ、胴吹きなどが生長してきます。このような枝を残しておくと養分がそちらの枝にいってしまいますので必要のない枝は取り除きます。この時期の剪定は強く剪定するのではなく枝を抜くという感じでおこないます。そうすると、風通しもよくなり病虫害の予防にもつながります。この状態で8月まで枝分かれするまで待ちます。
冬は成長が始まる前の冬〜春の間にかけての休眠期に剪定します。ブルーベリーは寒い時期は休眠期には行って成長が止まるので、11〜2月頃が剪定に適しています。雪が積もる地域では、剪定しておかないと雪の重みで枝が折れてしまう可能性があります。
成長が早かったり、傷ついていたり、内側に向かって生えている枝、株を放置しておくと枝分かれが悪くなって花芽がつきにくくなるので、定期的な剪定を行いましょう。