ブラックベリーの剪定と肥料の方法と時期について

落葉樹の剪定

ブラックベリーは生育旺盛で育てやすいです。地植えでも鉢植えでも丈夫に育ちますが、枝がのびて実がなると重さで枝が垂れ下がり、地植えの場合は雨が降ると実が泥で汚れたり、アリや虫が寄ってきますから、上手な枝作りが必要です。

 

1本だけでも実がなり、毎年新しい枝が元気にのびてきます。5月~6月頃濃い緑の葉の間に小さな淡い薄紫の花をたくさん咲かせます。

 

7~8月にはやがて赤い実になり1週間ほどで濃い紫のキイチゴになり収穫できます。熟すと手でポロポロ収穫出来るようになります。

ブラックベリーの植え方は

アントシアニンたっぷりですから生で食べたりジャムに加工して食べるとおいしいです。花が咲くころには枝葉がすっかりのびて何もしないままの木は手が付けられないほどになってしまいますから、毎年時期を見ての剪定や誘因の作業を繰り返すことが必要です。

 

地植えの場合は、旺盛な成長力を考えて一本立ちになるように、何本か植える時には1.5mほど間隔を開けて、支柱を立てて、水はけの良い、日当たりのよい所に植えます。

 

さらに垂れ下がりに対応するため一番下の枝でも地面から50㎝ほどは誘因しておきます。鉢植えでベランダ等の土に面していない場合は枝が倒れないように支柱を立てれば良いでしょう。ただし、鉢が熱くならないように、直接コンクリートの上に置かないようにします。

ブラックベリーの肥料の時期と種類

肥料は2~3月、6月、収穫後の9月ころに与えます。油粕を根元に与えますが、花が咲く前は肥料を多く与えすぎると葉が繁茂しすぎて花が少なくなるので控えめにします。

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市販されている肥料でも専用のものもありますのでそれを使用してもいいでしょう。

 

花が咲いてからはたっぷり与えます。収穫が済み、秋には葉っぱが紅葉して綺麗です。

ブラックベリーの剪定と剪定時期

剪定は5~6月と11~12頃2回行います。6月は実のつきをよくするため、12月は不要の枝を整理するためです。植え付けや植え替えは12月から3月が適していますからこの時に一緒に行います。

 

冬には落葉しますから落葉してから剪定をします。

 

今年の実がなった木は来年は必要のない木です。実がなった枝を切って今年の元の木の根元に出た元気なヒコバエを残してそののびた枝を誘引します。

 

これが成長して翌年実をつけます。ヒコバエは好き放題にのびてきますからこれが緑に見えてきたら実のなった今年の枝は思いきり切ってしまってもよいです。、翌年3~4月頃誘因の作業をします。のびすぎた枝は先の方を切り詰めます。
支柱を倒れないように工夫してグリーンカーテンを作るようにしてもおもしろいです。