アーモンドの木の育て方鉢植えで育てるポイント

庭木の手入れ

アーモンドの木はバラ科モモ属の植物です。桜や梅、桃、リンゴ、なしなどと同じ科の植物です。土で栽培した場合には、平均的に2.5メートルから5メートルほどの高さになります。

 

鉢植えで育てた場合には、1メートル弱の高さで止まるため、観賞用の植物としてもおすすめです。アーモンドの花は、桜によく似ているのが特徴です。3月から4月頃に開花します。枝から直接花が咲いているのが特徴です。

アーモンドの木を・・種から育ててみよう

アーモンドの木の育て方は、種を鉢植えに植えます。種をまくのは3月が適しています。種をまくポイントは、一晩アーモンドの種を水に浸しておくことで発芽しやすくなります。

 

種を植える土は、鉢の下に防虫網を敷くことをおすすめします。その上に石を敷きます。石は水はけをよくするために置きます。石の上に赤玉土と鹿沼土を7対3の割合で混ぜ、入れます。

 

土ができあがったら3センチから4センチ程掘り、種を埋めてふんわりと土をかぶせます。発芽した後は、肥料を定期的に与えましょう。与えるタイミングは4月、5月、9月、10月がおすすめです。鉢の下に受け皿を置くと水はけが悪く、土の状態が良くなくなりますので、置かないようにすると良いでしょう。

アーモンドの木肥料のあたえ方

栄養分を与えるには、有機質肥料、化成肥料などがおすすめです。化成肥料は即効性がある反面、与えすぎると栄養過多になってしまいますので、気をつけましょう。

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肥料は、根本を少し掘り、与えます。発芽から2、3年経った頃に植え替えをしましょう。大きく育てたくない場合でも、一度鉢から取り出し、根を3分の1ほど切って整え、元の鉢に戻すことをおすすめします。大きく育てたい場合には、一回り大きな鉢に植えかえましょう。

アーモンドの木育て方のまとめ

夏と冬には剪定を行い、風通しを良くしましょう。アーモンドは、もともと温暖な気候で良く育つ植物ですので、温度と湿度の管理をすることがポイントです。冬の寒い時期は室内に入れると良いでしょう。気温があたたかい春や夏は、湿度に注意が必要です。

 

水をあげすぎると根が腐ってしまいます。梅雨時期や雨が長く続いている時は、軒下など雨が常に当たらない場所に移動させてあげましょう。夏場の注意点は直射日光が長時間当たらないようにすることです。

 

基本的に春夏は1日置きに水をやり、秋冬は2日おきが目安です。害虫に関しての注意点は、アブラムシに注意することです。植物用の殺虫剤、もしくはピンセットなどを使って害虫がつかないようにしましょう。

 

発芽から3、4年で美しい花をつける特徴がありますので、初年度に花が咲かなくても全く問題はありません。長期計画で育ててみてはいかがでしょうか。