生垣を美しく保つためには、小まめな手入れ(剪定)が欠かせません。
通常・・生垣をキレイに維持すするためには年2回の剪定が必要ではないかと思います。
時期的には、春の新芽が伸びるのが止まった6月から7月に伸びた上部・側面を刈込みます。
そして、夏から秋にかけて土用の丑の日位までは枝がのびますので、再び徒長枝などが出て
樹形がみだれるので、秋の刈込みを行います。
花が咲く生垣の場合には花が終わったら刈込みその後、飛び枝が出たら軽く刈込むようにします。
生垣の上手な刈込み剪定の基本
生垣のは、側面から刈込み刈込みバサミを横に寝かせ、下の方から上の方へ
刈込んでいきます。
ハサミの左手を固定し右手を動かしながら刈込むとキレイに刈れます。
この操作は左利きの方は 逆になると思います。時々、刈込み面が凸凹に
なっていないか確認しながら剪定をします。
上部を刈込む際には、水平に刈込みをしないと見た目がとてもカッコ悪い
ので、刈込みに自身のない 方は水糸を生垣に対して水平に張り、その水糸
に沿って刈込みを行うと水平に刈込みできます 。
生垣をキレイに見せるためには、角の線をきっちりと刈込むと非常によくみえます。
電動のヘッジトリマーで剪定の効率化
電動式の刈込み機械(ヘッジトリマー)は広い幅の刈込みにはとても便利な機械です。
手作業の刈込みバサミで剪定するよりも、何倍も早く剪定作業をすることができます。
しかし、ヘッジトリマーは部分的に刈込みすぎてしまうとか、電動式においてはコード
が足に絡んだりして、予想外のケガをしてしまうことになるので、取り回しには十分気
を付けましょう。
また、ヘッジトリマーは効率がいい反面・・・剪定後の切り口がキレイに行かない場合
があるので、最後は刈込みバサミで剪定するとキレイに仕上がります。
生垣をキレイに保つためには
生垣の手入れは、刈込み「ダケ」という方がおおいのではないでしょうか。刈込みだけ
ででもキレイに保つことは可能ですが、風通しが悪い、日陰であるといった場合には、
何年もたつと病害虫に侵されて樹勢が弱ったり、枯れ枝が出たりして生垣に穴が開いた
りすることもあります。
そうゆうことにならないためにも、肥料を与えたり、病害虫の防除なども含めて管理する
ことを心がけていきましょう。