庭木の剪定の時期は1年中を通して剪定することは可能ですが、
特に春・冬の剪定は重要なポイントです。
庭木のそれぞれの、特性(落葉樹・常緑樹・針葉樹)理解して
剪定するとよいでしょう。
落葉樹の剪定時期はいつごろがいい
12から3月は樹木の休眠期で、落葉樹は葉っぱがない時期なので
枝の混み具合がわかりやすく 作業がしやすい季節です。
この冬の時期こそが大きさを詰める、太い枝を切りたい 落葉樹
の剪定する最も良い時期なのです。萌芽の早い、
カエデ、ウメ、ヤナギなどは年内に剪定したほうがいいでしょう。
また寒さに弱い庭木のサルスベリやザクロなどは3月下旬 以降に、剪定します。
常緑樹の剪定 時期はいつごろがいい
常緑樹の剪定時期で一番よい季節は、暖かくなる4月から5月頃
がよい季節です。この時期は樹形を整える大きい枝の剪定できます。
9月から10月ごろも良いでしょうが、この時期になると寒くなる
時期に入っていきますので、強い剪定はさけたほうが良いでしょう。
花木などの剪定時期は基本的に花が終わったら剪定を行うといいでしょう。
針葉樹の剪定はいつがいい
針葉樹で代表的なものといえば、マツ類やコニファー類ですが、
コニファー類は芽吹きあたりが剪定の適期となっています。
コニファー類は比較的大きくなるのが早いですからいつの間にか・・
2階のほまで伸びているなんてことがしばしば、なるべくあまり大きく
ならないうちに、剪定したほうがいいでしょう。
マツ類は特殊ですから、5月頃に「みどり摘み」そして11月から12月頃
に「もみあげ」と必要に応じて透かし剪定をおこないます。これも一般的家庭
の庭木剪定で2回行っている方は少ないです。
ですから11月から12月頃 に「もみあげ」と透かし剪定を行うのがよろしい
のではないでしょうか。
花木の剪定はいつがいい
花木の剪定の場合には、花芽やつぼみのつくところや剪定する時期をわからない
で整枝してしまうと、せっかく出来上がった花芽やつぼみを切取ってしまい花の咲
かな い木になってしまいます。
例えば、ツツジ類は9月頃までには花芽の元が出来てしまいますので、剪定の時期は、
6月中位までにするようになります。ですから、その庭木の花芽を持つ時期を理解し
て剪定する時期を選ばなければなりません。