春に白いツボ状の小さい花を咲かせ夏にみどり色の葉、秋には紅葉と四季折々の顔を見せてくれるドウダンツツジ・・・生垣として非常に好かれているみたいで、いろんなところで見かけますね。
ドウダンツツジを生垣にしたいんだけど、実際にどのくらいの間隔で植えればいいの?
間隔を詰め込みすぎると狭くなるし、生育を見込んで離しすぎるとどうも隙間が目に付きます。 そんな疑問にお答えします。
ドウダンツツジの生垣の間隔はどうすればいい
一般的に生垣を作るときに、生垣の樹木の間隔は50から60cm位がおおいです。30から40cmという間隔で植えるというものもありますが、植木・根鉢のおおきさによっても変わってきます。
しかし、あまり最初から間隔を縮めてしまうと生長した時に、混みすぎて病気や害虫の被害そして、混みすぎているために根が生長しないなどの障害が起きるものもありますから注意してください。ですから、そういうことを考えながら生垣の植付を行っていくとよういでしょう。
では、ドウダンツツジの生垣の間隔について考えていきたいと思います。ドウダンツツジの一般的に販売されている、規格には下記のような大きさがあります。
この大きさも、生き物ですからピッタリというわけにはいきませんが・・・。
高さ 葉張り
0.4m 0.2m
0.5m 0.25m
0.8m 0.4m
1.0m 0.5m
樹木にはそれぞれ、葉張りというものがありまして樹種ごとに違います。
葉張りとは下記の図のようなものです。
この葉張りが重要でこの間隔が空きすぎても枝が密集するにも時間が掛かりますし、混みすぎてもいろいろな障害がでてきます。ドウダンツツジの場合には密集させても、問題ないと思います。
ですから、樹木と樹木が触るか触らないかの間隔で植えるのがいいでしょう。
下記の図はドウダンツツジ (高さ1.0 葉張り0.5)の場合の設置した状態です。
ドウダンツツジの生垣の高さも最初から設定しよう
あと、ドウダンツツジの生垣に限らず生垣を育てていく際には、高さをどのくらいの高さにするのかを決めることも重要です。ドウダンツツジはあまり高くすると下枝がないので下から見えてしまい目隠しでお考えなら落葉樹でもあるので、目隠しにならないので少し考えたほうがいいです。
ちなみに生垣を設ける場合には、お隣さんとの境目スレスレに木を植えてしまわないようにしましょう。庭木が大きくなってくると、もめごとの原因になりますから。
生垣 支柱の設置の方法
生垣を作るときには、列植えでもかまいませんが根付くまでは支えてあげるものが必要になります。生垣の支柱には、杭と横木が必要になります。下の図のように、杭に横木を通して50cm間隔で植付ます。
杭は、ドウダンツツジが70から100cm位の高さなら、1.5m位の杭で50cm埋め込みます。横木は竹があれば竹でやるときれいです。杭と竹は釘止めし樹木はシュロ縄といものを使い動かないように結んでいきます。
杭の高さ、100cmは欲しいです・・。埋め込みはぐらつかない程度に埋め込みます。
あれば、杉皮というものを使い樹木に巻いてからシュロ縄で固定していきます。シュロ縄も杉皮もホームセンターに行けば売っているとおもいます。しっかり根付くまでは支柱を立てておきましょう。
ドウダンツツジの植付方
トウダンツツジ植付けは、2月中旬から4月上旬と9月下旬から12月ぐらいがちょうど良い時期になります。半日陰でも育つ樹木ですが、綺麗に紅葉するためには夏の日照が十分にあることが重要になります。
トウダンツツジは根が浅くひろがりますから、大きめの穴を掘りたい肥や腐葉土を多めにすきこみ、地表を乾かさないようにします。