つるバラ剪定の基本を覚えて元気な花を咲かせよう

つるバラ剪定の基本を覚えて元気な花を咲かせよう

つるバラは1年のうち春にだけ花を咲かせるタイプのバラで、枝を長く伸ばすのが特徴です。フェンスやトレリス、オベリスクなどさまざまな形に仕立てて楽しむことができます。

 

つるバラの剪定は冬の休眠期に行う剪定・誘引作業と春の花がら摘み、夏の剪定が中心です。

冬の剪定と誘引作業

冬の剪定は12月~1月中旬に行います。休眠期に入るので、大きく切っても株にダメージを与えにくいのです。剪定の前には枝に残った花や葉を全て取り除き、細い枝や枯れた枝も取り除いておきます。

 

太くて新しい枝は芽の出ているところから1センチくらい上で切っておきます。全体に鉛筆くらいより細い枝の部分は切り落としておきます。

 

枝を切った後は枝を曲げて誘引作業をします。バラを這わせたいところに合わせて枝を曲げて形を作っていきます。太くて長い枝から優先的に曲げて形を作り、全体の形を作っていきます。曲げた枝はビニールタイか麻ひもでフェンスなどに固定していきましょう。

 

春の花がら摘み、夏の剪定

春になるとつるバラは一斉に花を咲かせます。花が終わったら早めに切り落としていくと株が疲れません。一輪咲きの花は花が終わったら切り戻し、房咲きの花は終わった花から切り戻し、房全部の花が終わったら切り戻します。大きくて健康そうな葉を残して切り戻しを行います。

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つるバラは花が終わるとシュートと呼ばれる若い枝が一斉に伸びます。放っておくと一気にジャングルのようになってしまうのですが、このシュートは次の年に花を咲かせてくれる大事な枝ですから、むやみに切らず、まっすぐに起こしてヒモなどで軽く束ねておきます。

 

8月から9月ごろに一度枝を整理します。シュートは基本的にはそのまま残しますが、枯れてしまったり、蕾が付かなかった枝は枝元から切り戻します。また、あまりにも枝が込み合っている場合は少し枝の数を減らして整理します。

つるバラの育て方の基本

つるバラの育て方の基本は日当たりと風通しを良くすることです。

 

バラは日光が大好きで葉っぱで日光を受けて光合成を行い、栄養を蓄えてきれいな花をたくさんつけるのです。そのため、剪定作業を行うときは全ての葉に満遍なく日光が当たるよう、枝や葉が伸びた時の姿を想像しながら行うことが大切です。また、葉っぱ同士が込み合って風通しが悪くなると害虫や病気などの被害を受けやすくなります。

 

つるバラは上手に剪定しながら育てることで何年も花を咲かせ、私たちの目を楽しませてくれます。季節に合わせて成長するつるバラの性質を知っておくと、株に負担をかけないで思い通りの姿に仕立てることができます。