芝の種類は 各芝の特徴やポイントは

芝の種類は 各芝の特徴やポイントは

庭を緑豊かな芝生にしたいと思って芝を購入する前に、実は芝には種類があるということを知っておきましょう。

 

どれも同じように見える芝にも、それぞれはっきりとした特徴を持っています。

芝にも和と洋がある?

芝と一口に言っても、それぞれの用途に適した種類があります。

 

大分類の一番目は、従来から国内に自生する日本芝と、主に欧米諸国などの海外から輸入された西洋芝に分けられます。

 

西洋芝は明治時代以降に伝えられたもので、現在も幅広い使用法で重宝されています。

 

なお、現在出回っている芝には8つの種類があり、そのうち上の3種が日本芝、下5種が西洋芝という分類になります。

★野芝
★高麗芝
★姫高麗芝
★バミューダグラス類
★ベントグラス類
★ブルーグラス類
★フェスク類
★ライグラス類

日本芝は漢字で、英語で草の意味を持つ、グラスという単語が多く使われていますね。

生育気候によってさらに分類

さらに、元から国内にあったものと気候が異なる海外から取り入れたものがあるように、芝の種類分けには生育環境によって暖地型と寒地型とにもなります。

 

これらは気温25度を基準にし、暑さ、寒さ、乾燥、病気とそれぞれ4つの耐性が異なります。

 

25度以上の温度に適した暖地型は暑さ、乾燥、病気への耐性が高く、反対にそれを下回る気候向けの寒地型では寒さへの耐性が強くなっています。

 

なお、日本芝は全て暖地型であり、寒地型の多い西洋芝と比較して管理しやすいです。

 

一方西洋芝のほとんどが寒地型に分類されますが唯一バミューダグラス類だけは暖地型になります。

それぞれの特徴と用途

日本芝の3種類、西洋芝の5種類について、それぞれの特徴と用途についてまとめてみました。

野芝

東北や九州地方の山などに自生し暖地型の中でも比較的低温にも強く、ゆっくり成長し芝の葉が粗いのが特徴です。

 

手入れは比較的しやすく、公園や道路の法面などで使用されます。

高麗芝

日本芝の中では最も汎用性が高く東北以南の全国で使用されています。

 

野芝より葉の太さが繊細で、まめに刈込むことで美しい状態を保てます。

 

一般家庭での庭芝の他、ゴルフ場のグリーンにも使われます。

姫高麗芝

高麗芝よりさらに葉が薄くて繊細なため、きめ細かく大変美しい芝生を作ることができます。

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しかし成長も早く小まめな刈り取りが必要なゆえ、管理が難しいと言われています。

 

日本芝3種類は公園や一般家庭の庭など、身近な場所で見かけることが多いですね。

 

一方、西洋芝の特徴はいかがでしょうか。

バミューダグラス類

西洋芝の中で唯一暖地型に分類され、日本芝に似た特徴があります。

 

踏みつけに大変強いため競技場などに適しています。

ベントグラス類

葉に柔軟性があり、密度の高い芝生を作れます。

 

ゴルフ場のグリーンに主に使われますが、病気への耐性が低いのが難点です。

ブルーグラス類

世界で最も多用されている芝、寒冷地に適していて日本でも北海道などで活用されています。

 

踏みつけに強いですが低刈に不向きなため、ゴルフ場のフェアウェイに向いています。

フェスク類

気温に対しての適応力が高く、寒暖両方の特性を強く持ち、葉の広いトールフェスクと細いハードフェスクに分かれます。

 

大変丈夫な芝なので、競技場などのスポーツ施設に用いられます。

ライグラス類

牧草用の芝で、成長が早いうえに踏み圧に弱いので一般家庭や競技場には適していません。

 

冬になると綺麗な緑色になるので、オーバーシードで活躍します。

 

西洋芝は概ね、ゴルフ場や競技場などで活用されているようですね。

今住んでいる地域の気候に合わせた選び方を

気候への耐性や持って生まれた特性などでそれぞれ適材適所に使いましょう。

 

おおまかにいうと東北地方南部を基準に、それより北の地域では西洋芝などの寒地型、反対に南側では暖地型が適しています。

 

全部同じように見えていた芝生にも、適性や特徴に応じて意外に多くの種類がありますね。

 

各特性をうまく活かして、満足のいく庭作りに活用していきましょう。