千両と万両の違い見分け方は

千両と万両の違い見分け方は

senryou

千両

manryou万両

 

庭木として親しまれている、千両と万両。名前もそうですが、冬に赤い実を付けるので正月の縁起物として人気があるこの二種です。

 
2種にはどのような違いがあるのか?

千両の特徴について

千両はセンリョウ科 学名:Sarcandra glabra 、日本(主に関東より南~沖縄)、朝鮮半島、中国、インドなど広い範囲に分布する常緑性の樹高50cmから1mの低木で半日陰の場所を好みます。

 
幹が緑色で成長すると地際からたくさんの枝を出す「株立ち」状態になり、ほとんど枝分かれせずまっすぐ伸びていきます。

 
葉は対生で長さ10cmくらいの長楕円形でフチにのこぎりのようなギザギザがあり、色は濃い緑色で表面にはツヤがあります。

 
梅雨から7月頃に茎の頂点からまばらに花茎を出して黄緑色の小さな花を付けます。
赤い実を付ける物が多いですが、熟すとオレンジ色っぽい黄色に実が色づくキミノセンリョウという品種も存在します。

万両の特徴について

万両はヤブコウジ科(またはサクラソウ科) 学名:Ardisia crenata の日本(主に関東より南)、朝鮮半島、中国、台湾、インドなど、広い範囲に分布する常緑性の樹高30cm~1mの低木。 直射日光の当たらない日陰を好みます。

 
幹は木質でほとんど枝分かれせずまっすぐ伸びて行き、先の方で小枝をまばらに出します。夏頃に小枝からぶら下がるように白い小さな花を付けます。

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葉は互生で、千両より小さめの長さ5cm程度の長楕円形で光沢があり、革質で柔らかめ、フチには波形のギザギザがあり色は濃いめの緑色です。

 
赤い実を付けるのが基本種ですが、白い実を付けるシロミノマンリョウ、黄色い実を付けるキミノマンリョウという種もあります。

 

千両と万両の違いの見分け方のポイント

千両と万両、両者とも常緑樹で冬に赤い実を付け、温暖な地方原産の木なので寒さには弱めという共通点があり、似たような名前をしていますが、センリョウはセンリョウ科、マンリョウはヤブコウジ(サクラソウ)科と、科からして違う、全く関係の無い別の植物ということになります。

 
それ以外で両者の見分けかたは、

 
・株が地際で枝分かれしているか、枝分かれせず1本でまっすぐ伸びているか

 
・幹が緑色か、木質か

 
・葉のサイズ(大きければ千両、小さければ万両)及び付き方(対生か互生か)

 
・実を付けている位置が茎の頂点か、枝からぶら下がっているか

 
といったポイントがあります。

 

植えられたものや苗木として販売されている状態でこの2種が並んでいても、これだけ違いがあると簡単に見分けることができると思われます。