庭木にする松の木はどんな種類あるの

庭木にする松の木はどんな種類あるの

和風庭園では必ずといっていいほど植えられている松の木。庭木として植栽されている松の木にはで、代表的な種類をご紹介します。

 

アカマツ

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その名の通り樹皮が赤いこの松は、枝の優美な赤い色もさることながら葉がやや細くしなやかなので、手で触れてもクロマツほど痛くないため別名を雌松(メマツ)とも呼ばれています。日向を好み、日陰では成長が悪くなります。放任して成長させると樹高20~30mくらいになるので、庭園の規模や景観によっては剪定して高さを抑える必要があります。

クロマツ

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名が示す通りアカマツと比べると樹皮が黒いため、クロマツと呼ばれます。アカマツに比べて葉が太く長いこと、全体に力強さを感じさせるため、男松とも呼ばれます。豪壮な佇まいは庭木としての貫録は抜群ですが、定期的な手入れが必要となり、それを怠るとみすぼらしい姿になってしまうので注意が必要です。

乾燥、湿気、潮風、排気ガスなどに強いため温暖な都市部や海辺でも成長します。日照を好むため、日陰では育てることが難しくなります。堂々たる貫録をたたえる木は庭のシンボルツリーとして使えますし、生け垣や並木に仕立てても利用できます。

ダイオウショウ

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北アメリカを原産とする木で、和風庭園はもちろん洋風庭園でも違和感がない木です。雄大な樹勢と松類では世界一長い葉(20~30cm)を持つこの木はその姿からダイオウショウ(大王松)と名付けられました。

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成長が遅いため手入れの手間が少なく済むうえ、病害虫にも強い木です。ただし、成長すると高さ20~30mとなり、その雄大な姿ゆえそれなりのスペースを必要とします。

ゴヨウマツ

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日本固有の植物で、その名は一か所から葉が五枚出るために名づけられました。成長が遅いため定期的に管理していれば庭のスペースをとることが少ないうえ、樹形の乱れが少ないメリットがあります。潮風や乾燥、病害虫に強い半面、湿気と日陰に弱いため植える場所に気を付ける必要があります。

ハイマツ

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名前の通り、地を這うように成長する松で、高さは2m程度。その特性を生かして、グラウンドカバーとして使用できます。

エゾマツ

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その名の通り北海道(蝦夷)に多い松で、特にやせた土地で無ければ放任気味に育てられます。

トドマツ

todomatu
新緑の様子はエゾマツと共に花が咲いているかのように美しいとされます。寒冷地を好み、暖地では成長が悪くなるため庭木として使うのは北海道や東北地方に限られます。