松の剪定(みどり摘み)は鋏みを使ったらいけないの?

松の剪定(みどり摘み)は鋏みを使ったらいけないの?

みどり摘みとも呼ばれる松の剪定の仕方についてお話します。

 

例年5月上旬から下旬頃に松の木に見受けられるのが、開くことなく一本の枝先に対して数本の棒状のものが上方向に伸びていくというものです。

 

こうした様子には新芽を表すみどりという名称が付いており本数や長さ、形状に差異が見られ木はもちろん、同じ木であっても枝ごとに個体差があります。

 

みどり摘みは、このように松の木から出た新芽における不要な部位を折り取るというものであり、今後枝を欲する部位に関しては軽く折り残すようにします。

みどり摘の時期と方法について

みどり摘みは4月下旬〜6月上旬の作業で、枝先から伸びた芽を摘み取り小枝を密に生長させる剪定作業です。基本的に、「みどり摘み」は摘むということで、手で摘む作業であります。

 

松の新芽を放っておくと、枝葉が伸びすぎてしまい松形が乱れてしまいます。ですので、みどり摘みは枝から伸びている5〜6本の芽を3本くらいに間引き、先端を1/3~1/2に摘み取ります。

鋏みを使ったらいけないの?

では実際に・・・みどり摘みの剪定のポイントの「鋏みを使ったらいけないの?」ということですが

 

使った場合は綺麗に剪定することができます。ですが、鋏で剪定すると表面が綺麗になりすぎて芽吹きよくなり、そのため芽がたくさん出てその後の剪定が大変になります。

 

また、時期的に遅くなると手で摘む・折ることができずに結果的に鋏を使わなくてはなりません。

 

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鋏で不必要な芽を切る際の注意点としては、一緒に葉まで切らないよう注意しましょう。葉まで一緒に切ってしまうと、後で摘み難くなります。鋏を閉じたまま芽が付いている所まで持っていきましょう。

みどり摘みのポイントは

下部よりも上部で芽が出たものの方が成長率が高い上に、周囲の中で特に大きく存在感があるものほど伸び率があります。

 

早い個体であれば5月に突入するのと同時期に出始め、すぐに5センチから10センチ程度のサイズになるため、芽が硬くなる前に折っていきましょう。

 

指先で簡単にできるので外出時や帰宅後など屋外に出て気になった時に様子を見ながら摘み取っていけば良いです。

 

黒松・赤松のみどり摘みのポイントは

 

この時に意識しておくべきことは、黒松の場合は樹勢が良好であることから短めに残しても構わず、樹勢が比較的ゆっくりな赤松は長めにしてあげるということです。

 

また、赤松の場合は一切みどり摘みをしないことに決めている方も少なくありません。

 

鋏、手、どちらを使って松の剪定をする場合でも、樹形を整えることはできますし、松の木の維持管理することもできます。

 

それぞれのメリットを踏まえて、どちらを使って剪定するか決めてください。