マラソン乳剤・スミチオン乳剤とオルトランの薬剤の使い分けの方法は

マラソン乳剤・スミチオン乳剤とオルトランの薬剤の使い分けの方法は

野菜、草花、庭木などに用いる殺虫剤はいろいろありますが、どれも広範囲に使えるようになっています。ただ、得意分野・不得意分野というのは、少しはありますので、使い分けて用いると一層効果的になります。

マラソン乳剤の効果について

マラソンは、家庭園芸での代表的なもので、広範囲という点では他の薬よりも優れています。アザミウマ、アブラムシ、エカキムシ、カイガラムシ、毛虫、アオムシ、ハダニ、カメムシ、コガネムと何にでも効果があります。

対象となるものとしては、花き類・観葉植物、菊、サルビア、マリーゴールなどで、野菜はトマト、なす、ピーマン、キュウリ、カボチャ、ホウレンソウ、キャベツ、大根、かぶなど万能です。

果樹のほとんどにも良く、柑橘にもいいのですが、夏みかんを除くと効能書きには書いてあります。またアブラナ科には使用するなとも書いてあります。

スミチオン乳剤の効果について

スミチオンも様々な害虫退治に用いるもので、強いて言えば、害虫に関してはマラソンより広範囲の害虫に効果があります。対象となるものとしても、ほとんど同じですが、桔梗や芝、カスミソウにも良いとされており、野菜も全般的に良いのです、豆類一部は除かれています。どちらかというと果樹の消毒に向いている感じです。

最近は、マラソンとスミチオンを調合したスミソンという薬剤もあります。両方の性質を備えているものです。

オルトランの効果について

オルトランも広範囲の害虫と予防に適していますが、長時間ということが特徴です。散布の面積が広い場合や背の高い樹木などに使うと良いとされています。

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葉の汁を吸い取るアブラムシやグンバイムシ、葉を食べてしまうけむし、アオムシ、ヨトウムシに効き目があります。

 

花や観葉植物では、スミチオンと同じようなものに効き目があり、野菜にも様々なものに使えます。でも、一番多く使われるのは、ツバキやつつじ、柿、イチジクといったところになるでしょうか。

薬についての残留成分について考えてみる

さて、では具体的にはどのように使ったらいいかということですが、薬ということを意識すれば、成分の残留ということが一つのポイントとなります。

その意味では、マラソン、スミソン、スミチオン、オルトランという順で、害虫の程度によって後ろのものを使うというのがいいのです。特にオルトランは、野菜に使うと野菜に浸透してしまうと言われていますので、どちらかというと庭木などに使うのが良いということになります。

その他についても、薄める分量は正確に測ること、野菜などに散布したときは、2週間は収穫しないことなどが大事になります。後は効能書きに適している対象が細かく書いてあるので、目的に応じて使い分けるということになります。