コデマリとユキヤナギの違いと花の見分け方

コデマリとユキヤナギの違いと花の見分け方

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コデマリの花

春先に、公園や庭先で小さな花をたくさんつけて真っ白になっている背の低い樹木を見たことはありませんか。生け花などでもよく使われています。しょっちゅう見かけるけれど、名前は知らないという方も多いのではないでしょうか。

花だけ見ると、1センチにも満たない小さな花の集まりなのですが、公園の一角などでまとまって咲いている姿は、ふと目を奪われるほど美しいものです。

 

この白い花たちを、気をつけて見ると、花が丸く固まって咲いているものと、枝全体を覆うように咲いているものがあることがわかります。この二つは種類が違います。丸く固まって咲いているものがコデマリ、枝を覆って咲いているのがユキヤナギです。

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ユキヤナギの花

 

どちらも同じバラ科シモツケ属の植物ですが、見え方の違いは枝からの花の出方によるものです。コデマリはいったん枝から花柄が出て、その先に20個ほどの花が集まって、半球状の鞠をつくっています。一方のユキヤナギは、直接枝から5個ほどの花が直接束になって咲いています。

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コデマリは、「優雅」「上品」

丸い鞠がいくつも枝を覆っている気品があり一枝だけでも見応えがあります。生け花や切り花としてもよく利用されます。花言葉にもといった、凛とした言葉がつけられています。

ユキヤナギは、「愛嬌」「愛らしさ」

一方のユキヤナギは、花が樹木全体を覆い、まるで柳が雪をかぶったように見えます。花言葉は「愛嬌」「愛らしさ」など、小さな可憐な花といったイメージです。

 

また、散った花びらは地面を埋め尽くし、お米を一面に撒いたように見えることから「コゴメバナ(小米花)」という別名もあります。花びらが風に散る様子はとても美しいものです。

ユキヤナギはコデマリより花が早く咲く

ユキヤナギの花の方が少し早めに花をつけます。ちょうど桜の咲く季節と重なるので、桜の名所などでもコラボレーションで植えられているところもあるようです。黄色いレンギョウと並んで咲いていることも多いので、レンギョウの隣に白い花が咲いていたらすぐにわかります。

 

コデマリはユキヤナギよりもも少し遅い、4月の中旬頃から目立ち始めます。ツツジなどと重なることが多いようです。花が丸く固まっている分、目立ちやすいので、単独で咲いている場合はコデマリの方が分かりやすいでしょう。緑の中に、ポンポンと丸い小花の固まりがいくつも重なって咲いています。この違いを覚えておくと、二つの花はすぐに区別がつきます。

 

どちらも、耐寒性・耐暑性に優れ、あまり手入れしなくても育てやすい花なので、庭木などにオススメです。