クリスマスローズとはどんな花なのか?

クリスマスローズとはどんな花なのか?

クリスマスローズとは?

クリスマスローズの名前の由来をご存知でしょうか?「クリスマスローズ」というくらいだから12月に咲くのでは、と考えがちですが、大体見ることのできる季節は1月中旬当たりから4月と若干のずれがあります(最近では早咲きの品種もあるようです)。

 

ではなぜクリスマスローズという名前なのか、そのためにまずは、この「クリスマスローズ」が実は正式名称ではないということを知っておく必要があります。

 

クリスマスローズの正式名称は、「ヘレボルス・ニゲル」といい、レボルス属のうちのニゲルという品種という意味になります。

 

「ヘレボルス」は、殺すという意の「へレニン」と食べるという意の「ボラ」をくみ合わせた造語であり、また「ニゲル」は根が黒いことに由来しています。

 

前半の物騒な言葉が示すように、この植物は毒を有しており、その成分は戦争などに用いられたこともありました。

なぜ?「クリスマスローズ」

なぜこのような名前から「クリスマスローズ」という愛称がついたという疑問が生まれますが、答えはシンプルで、原産地であるヨーロッパでは12月の末頃、つまりクリスマスの季節に花をつけるからなのです。

 

ヨーロッパでは冬の、しかも寒さが厳しくなる12月の末に花をつける植物は大変珍しいために、その季節を表すような名前がついた、と言われています。

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ちなみに「ローズ」と言いつつもあくまで愛称であり、実際はアネモネなどで知られているキンポウゲ科に属しています。

 

どんな花なのか?

小ぶりな花を付け、さまざまな色があり、代表的なものだと白やピンク、赤、また近年では多くの方の努力により、イエロー、グレー、グリーン、アプリコットなど非常に多くのカラーバリエーションが市場に登場しています。

 

バリエーションはカラーだけでなく、花びら(花弁)が丸い丸弁、それとは対照的にとがっている剣弁や、花弁の中に差し色のように別の色が入るスポットを持つ品種も存在します。

 

日本には江戸時代ごろに伝わり、その小ぶりな花や下向きに咲くことなどから、風情があるとされ茶席の床の間に合う花として「初雪おこし」という日本独特の和名がつけられていました。

 

クリスマスローズ、花言葉は?

そんなクリスマスローズの花言葉は「いたわり」「追憶」「慰め」「私を忘れないで」などです。

 

どれも一貫して、儚さに少しのやさしさを感じさせるような雰囲気ですが、これは小ぶりな花、下向きでいて控えめに花をつける、クリスマスローズの特徴から来ているようです。